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再IPO案件が時価総額トップ3。2017年第1四半期のIPOを振り返る

4/26(水) 14:20配信

投信1

2017年第1四半期のIPOについて、時価総額別にランキングを作成してみました。すると、ファンドの支援で非上場化した企業の再IPOが時価総額のトップ3を独占するという意外な結果となりました。

2017年第1四半期時価総額ランキング、トップ5

2017年第1四半期の時価総額ランキング、トップ5は以下の通りです。

1位 スシローグローバルHD <3563> 時価総額:988億5,200万円
2位 マクロミル <3978> 時価総額:753億1,300万円
3位 オークネット <3964> 時価総額:288億9,600万円
4位 ティーケーピー <3479> 時価総額:286億6,400万円
5位 グリーンズ <6547> 時価総額:168億円
注:時価総額は公募価格ベース

2017年第1四半期のIPOにおける時価総額の1位はスシローグローバルHD、2位はマクロミルでした。1位と2位の時価総額が抜きんでており、3位以下を大きく引き離す結果となりました。

両社ともにファンド傘下企業の再上場IPO案件であり、いずれも上場初値が公募価格を下回る公募割れでのIPOとなりました(スシローGHD:▲5%、マクロミル:▲4%)。

さらに、3位のオークネットも1、2位同様ファンド支援により非上場化した会社の再IPO案件。ファンドの株主シェアは1、2位ほどではないものの、株主シェアの約46%がファンドの持分となっています(スシローGHD:約94%、マクロミル:約92%)。

なお、こうした再IPO案件を除く、通常の未上場会社IPO案件の時価総額第1位は、貸し会議室を国内・海外に展開するティーケーピー、次いでホテルチェーン運営のグリーンズでした。

IPO件数が27件と活況を呈した2017年第1四半期のIPOですが、時価総額の観点から見ると、ファンド傘下企業の再上場案件が大きな割合を占めていたことが分かります。

「IPO=未上場会社の新規上場」というイメージが一般的ですが、日本においても上場会社がファンドの支援によりいったん非上場化し、その後に経営改善を行って再上場というケースが増え始めている姿が明らかになります。

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最終更新:4/26(水) 14:20
投信1

チャート

スシローグローバルホールディングス3563
3585円、前日比+5円 - 10/19(木) 15:00

チャート

マクロミル3978
3020円、前日比-10円 - 10/19(木) 15:00

チャート

オークネット3964
1449円、前日比-1円 - 10/19(木) 15:00