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日本はビニール傘大国? 500円ビニール傘のいい話

4/26(水) 22:00配信

STORYS.JP

春の雨。陽気うららかな毎日の中で、ときおり雨がふるとちょっとガッガリしますよね。この先1週間も、北陸から関東・東北を中心に、雨のぱらつく日がありそうです。(気象庁「全般週間天気予報」より)
そんな思いがけない春の雨の日。私たちがよく手にするのはコンビニでも買えるビニール傘ですが、こちら実は日本で生まれたもの。1958年にホワイトローズ株式会社(東京都台東区)が開発しました。ご存知でしたか?

日本における傘の年間販売数は約1億3000万本でなんと世界一、さらに、そのうちの過半数はビニール傘。日本は傘大国、もっというと、ビニール傘大国なのです。
世界でもビニール傘の知名度は徐々に上がってきましたが、やはり日本程の普及率はなく(そもそも傘をさす習慣があまりなく)、今でも日本を訪れた外国人旅行者の方は、街を行き交うビニール傘の大群に驚くこともあるそうです。


雨が時折ぱらつく今週は、そんな”日本発”の製品である ビニール傘 にちなんだ一般の方の投稿をご紹介します。

日本人の彼が外国人旅行者のアテンドをしていた時、お店をでると小雨が。
街を行き交うビニール傘をみて、外国人旅行者の放った言葉に、彼は驚きました。

◇ 500円ビニール傘のいい話

私はまれに趣味で外国人観光客に東京を案内している。
先日案内したのは、ポーランド人の男女4人組。
日本のローカルバー、すなわち居酒屋に興味があるというので、早速、有楽町のガード下の飲み屋街へ連れて行った。

ちょうど混み合う時間帯で、呼び込みが声をかけている。
「へい、らっしゃい、らっしゃい」としきりに、手をパチンとならしている。
どうやら外人さんたちは、私に出会う前、浅草へ寄ってきたらしい。
その様子を見た彼らは、興味深そうに私に尋ねた。
「あれは、お寺で手を合わせて祈る慣わしと同じなのですか?」と。
いや、あれはまた別で、あれは単なる呼び込みだよと説明すると、納得いった様子でうなづいていた。
居酒屋でひとしきり刺身や日本酒を堪能した後、店を出ると小ぶりの雨が降っていた。
安手の500円のビニール傘を差している人をあちこちで見かける。
すると、案内していた一人が感動した様子でビニール傘を見ているではないか。
「どうしたの?」
「日本人は本当にすばらしい!」
「え? どうして?」
「あの透明の傘は、雨の日でもちゃんと景色を愛でるための日本人の工夫なんだろ?」
絶対違う!と内心思ったが、それは言わないでおいた。
彼らの素敵な勘違いをそっと、そのままにしておきたかったからだ。
以来、ビニール傘を見るたびに、あれは雨の日でも世界の美しさと向き合うための道具なんだと思うことにしている。

------ 引用〆


雨の日には、”ビニール” 傘をお忘れなく。

記事紹介 = STORYS.JP編集部 清瀬 史

最終更新:4/26(水) 22:00
STORYS.JP