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JTBとビームスが協働「日本を楽しくする」プロジェクトを始動

4/26(水) 17:44配信

Fashionsnap.com

 JTBグループのJTB国内旅行企画とビームスが4月26日、協働プロジェクト「JTBeams」の立ち上げを発表した。JTB国内旅行企画のネットワークとビームスのセンスを掛け合わせ、「モノ・コト・ヒト」をキーワードに全国各地に光を当てることで、日本を楽しむコミュニティの創出と地域活性を目指す。第1弾は九州の天草に着目し、特設サイトや物産展をスタートした。

【写真】第1弾の九州・天草エアラインの別注アイテムも

 「JTBeams」は、旅行を専門とするJTBとセレクトショップを運営するビームスの異業種が協力することにより、各地域に新たな価値と需要を創造し「ニッポンを楽しく元気にする」ことを目指す協働プロジェクト。「エンジョイ ニッポン!!」をキャッチコピーとし、新しいコンテンツや商品、仕掛けを作り、流通開発やプロモーションを通じて日本の魅力を発信する。

 スタート当日に行われた記者発表会でJTB国内旅行企画の大谷恭久代表取締役社長は「消費者のニーズの変化によってモノ消費からコト消費にシフトし、旅行についても目的志向に変わってきている」という現状から、良質なコンテンツが伝わりづらくなっているという課題を指摘。プロジェクトの背景について「新しい感性やクリエーティビティ、外部の物差しが必要と感じた」とし、目利きやセンス、企画提案力に長けているビームスと取り組むことで、観光だけではない感動の旅を提供するなど「日本に新しい風を吹かせたい」という。一方ビームスは、2016年にBEAMS “TEAM JAPAN“プロジェクトを立ち上げてからこれまで、地方行政や三越伊勢丹ホールディングスなどと共に、日本の良いモノやコトに着目し発信してきた。設楽洋代表取締役社長は、今回のコラボレーションによって「これまでは店舗でしか提案ができなかったが、旅を通じて様々なオケージョンで発信できる」ことに期待する。ビームスでは通常のガイドブックにはない視点でタブロイドとウェブサイトを制作し、JTB国内旅行企画と連動。新宿の「ビームス ジャパン」では物産展を開催し、ビームスがキュレーションする名産品や、作家と共に制作したオリジナル商品、また蛸壺を植木鉢として販売するなど、新しい視点でストーリーや背景と共に発信する。

 プロジェクトは春夏秋冬のシーズンごとに特定の地域にフォーカスしていく計画で、「まずはスタートして化学反応を起こす」(大谷社長)という考えから、当面は売り上げなど数値目標は設けない方針。プロジェクトの第1弾に参画している小山薫堂は「観光地がないと言われている地域にも人を呼び寄せることにつながるコンテンツになるのではないか」とし、その土地本来の魅力を引き出すプロジェクトに期待を寄せた。

最終更新:4/26(水) 17:44
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