ここから本文です

阪本奨悟「良い歌を書きます」支えるファンに誓った未来の活躍 ワンマン公演開催

4/26(水) 13:26配信

MusicVoice

 シンガーソングライターの阪本奨悟が9日、東京・原宿ASTRO HALLで、ワンマンライブ『Predawn ~君の鼻声と僕のしょっぱい涙~』を開催した。阪本は過去に、舞台『ミュージカル テニスの王子様』(2007年―09年)で主人公の4代目・越前リョーマ役を演じ、一躍人気に。シンガーソングライターに転身後、地道にライブを重ね、今年5月31日発売予定の両A面シングル「鼻声/しょっぱい涙」でメジャーデビューする。今回のワンマンでは、デビューシングルの楽曲も披露。阪本は「順風満帆だった俳優活動」と「これから」が接続された、印象深い夜を演出、その模様を以下に伝える。

■マイナスから始まったからこそ

 フロアは開演前から、スタートを今か今かと待つファンで一杯だ。そのなかで、バンドメンバーがステージに現れると、温かい拍手が起きて、暗転。ファンの手拍子に続いて、阪本が入場する。阪本はアコースティックギターを肩から掛けると、まずは打ち込みのビートに合わせて、ブルージーなギター演奏を披露した。

 本日の1曲目は「Please me!!」。爽やかな曲調を、元気に歌い上げる。続いて「やっちゃいますか? やっちゃっていいですか?」と煽って、今回の目玉曲のひとつ「しょっぱい涙」へ。言葉数多めのAメロから、4つ打ちのリズムによるサビへ展開していく。阪本がフロアにクラップを求める場面もあった。

 「改めまして、『Predawn ~君の鼻声と僕のしょっぱい涙~』へようこそ! いやあ、満員ですね。凄く嬉しいです。ありがとうございます。皆で楽しい思い出をつくっていきたいと思います。感謝を存分に届けていきたいです」と軽くMCして、3曲目の「You Can Shine」を演奏。ロックな楽曲に、励ますようなリリックを乗せて歌う。さらに坂本は、レトロな日本のポップスを想起させる、「I Never Worry ~虹の向こうへ~」を繋げた。

 5曲目「オセロ」は、ギター2本が絡み合うイントロからスタート。サビの裏声と地声のコントロールが見事だった。続いて、力強い弾き語りから、阪本自身も思い入れがあるという「Fly」へ。強度あるメロディが印象的で、繰り返される度に吸引力を増す様に感じられた。最後は美しいギターソロで締める。

 ここでバックバンドが退場。ここからは阪本の弾き語りコーナー。まずは、以前のライブでファンからリクエスト2位だったという「NEVER」が、ルーパー(演奏をリアルタイムで録音して重ねていく装置)を使ってパフォーマンス。「役者を一端辞めた時は、どん底だったような気がします。マイナスから始まったからこそ、回りの人に感謝できた時間だったと思います」と過去を振り返った。

 さらに再度ルーパーを使い、ギターのフレーズを重ねてから弾き始めたのは「Treasure」。2年ぶりの演奏だという。シンプルな演奏だからこそ、阪本の歌が活きる。さらに後半では、自身のコーラスや、ギターのオクターブ奏法なども重ねてドラマティックに展開していった。

1/2ページ

最終更新:4/26(水) 13:26
MusicVoice