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北朝鮮、“過去最大規模”の火力訓練実施 専門家「アメリカと全面戦争する軍備ない」と指摘

4/26(水) 16:20配信

AbemaTIMES

 4月25日に北朝鮮が金正恩委員長の立ち会いのもとで敵を想定して砲撃する史上最大規模の火力訓練を実施していると韓国の連合ニュースが伝えた。

 連合ニュースによると、消息筋の話として、朝鮮人民軍が東部の江原(カンウォン)道元山(ウォンサン)一帯で、大規模な火力訓練を実施している状況を確認したという。金正恩委員長が訓練に立ち会っていて、長距離砲などが多数投入され、これまでで最大規模とみられる。北朝鮮では、朝鮮人民軍創建85年の節目の記念日ということで、各国が核実験やミサイル発射など挑発行為を警戒していた。

 一方、米国防総省のデービス報道部長は、原子力空母「カール・ビンソン」が23日から2日間、フィリピン海で海上自衛隊の護衛艦と合同訓練を行ったと明らかにした。訓練を終えた後は北上を続けていると説明している。朝鮮半島近海に到着する時期については明らかにしなかった。

 また、在沖縄アメリカ軍について「北朝鮮であれどこであれ、あらゆる不測の事態で重要な役割を果たせる」と述べ、朝鮮半島有事の場合は投入が可能だとの認識を示した。

朴斗鎮氏「今の北朝鮮にはアメリカと全面戦争をする軍備はない」

 今回の訓練は何を意味するのか。コリア国際研究所の朴斗鎮氏によると、アメリカなどに向けて「何か行動を見せないと」との意図で行なった訓練で、核実験やミサイル発射をすることはないという。

 理由としては、アメリカの先制攻撃の口実を与えてしまうことになり、今の北朝鮮にはアメリカと全面戦争をする軍備はない。「アメリカは逆に韓国の新大統領が決まる前に、決着をつけたいと思っているのではないか」とコメントした。(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:4/26(水) 16:20
AbemaTIMES