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龍山米第8軍司令部、6月までに平沢に移転

4/26(水) 12:16配信

ハンギョレ新聞

11月、在韓米軍司令部も移動 移転が完了してからソウル市に返還

 在韓米軍の地上戦力指揮部である米第8軍司令部が25日、ソウル龍山(ヨンサン)基地から京畿道平沢(ピョンテク)基地への本格的な移転作業に入った。

 米第8軍司令部は同日午前、トーマス・バンダル米第8軍司令官が主管するウォルトン・ウォーカー将軍(1889~1950)銅像の移転記念式を皮切りに、司令部の平沢への移転を開始した。ウォーカー将軍は朝鮮戦争当時の米第8軍司令官で、銅像は平沢の「キャンプ・ハンフリー」に運ばれる。

 在韓米軍は2013年から中大隊規模の兵力の一部を平沢に移転してきた。第8軍司令部は昨年5月、先発隊約300人の移転を始めており、同日、本隊の移転を公式化し、6月までに完了するという計画だ。今年11月までには在韓米軍司令部も移動作業を終える方針だ。

 国防部在韓米軍基地移転事業団によると、移転事業は先月基準で94%まで進んだという。韓米両国は今年末までに米軍部隊の移転を完了する方針だ。一時期議論になっていた事業費用は韓国側が9兆ウォン(約8810億円)を、米国側が7兆ウォン(約6850億円)程度を負担する予定だ。

 在韓米軍の移転事業は1987年、盧泰愚(ノ・テウ)当時大統領候補の公約から始まった。1990年6月、龍山基地移転に関する韓米基本合意書が締結されたものの、移転費用問題などで保留され、2003年4月に盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とブッシュ米大統領が早期移転に合意してから、本格的に推進された。

 龍山基地の移転が完了すれば、基地は政府に返還される。ソウル市は、この空間を公園化するという計画を明らかにしている。しかし、今月初め、市民団体らが龍山米軍基地内に発生した原油流出事故(1990~2015年)が84件だと発表したのに続き、第1群発ガン性物質のベンゼン濃度が基準値を超えた例も確認された。今後、基地内の浄化作業などをめぐる議論は避けられないものと見られる。

キム・ジウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:4/26(水) 12:16
ハンギョレ新聞