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復興相に吉野氏 「誰より気持ち理解」 27日知事と意見交換

4/27(木) 10:34配信

福島民報

 今村雅弘復興相(70)=衆院比例九州、当選7回=は26日、東日本大震災の被害に関し「まだ東北で良かった」と発言した責任を取り、辞任した。安倍晋三首相は後任に、衆院震災復興特別委員長を務める自民党の吉野正芳氏(68)=福島県5区、当選6回=を起用した。県関係国会議員の復興相就任は平成24年12月から26年9月まで務めた根本匠氏(本県2区衆院議員)に続き2人目となった。
 大臣就任後、吉野氏は復興庁で記者会見し「被災者の気持ちは誰よりも理解している。被災者に寄り添い、司令塔の役割を果たしつつ、被災地の復興に全力を尽くす」と決意を述べた。安倍首相からは「大事な役回りなので、しっかりやってほしい」との言葉があったと説明。各省庁の縦割りをなくし復興を加速するほか、被災者の心身の健康維持、なりわいの再生、東京電力福島第一原発事故などによる県外への避難者の早期帰還に取り組むよう指示されたと明らかにした。
 27日に福島県庁で内堀雅雄知事と意見交換する。宮城県庁に村井嘉浩知事を訪ねる。
 吉野氏は昨年9月、衆院震災復興特別委員長に就任。原発事故に伴う帰還困難区域内の特定復興再生拠点整備を盛り込んだ福島復興再生特措法改正案の審議を進めた。同法改正案は衆院本会議で可決され、参院に回った。自民党東日本大震災復興加速化本部常任幹事として、同法改正案の基礎となった与党提言のとりまとめに携わった。
 衆院原子力問題調査特別委員長なども務め、原発事故を教訓に原子力規制委員会の設置法案作りに関わった。
 いわき市出身。磐城高、早稲田大第一商学部卒。平成12年の衆院選本県5区で初当選した。

福島民報社

最終更新:4/27(木) 10:54
福島民報