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【F1】エンジンオイルをエンジンで”不正に”燃焼? 疑惑受け、FIAが取り締まりを強化

4/27(木) 9:49配信

motorsport.com 日本版

 エンジンオイルを燃料として不正に燃焼させているチームがあるという疑惑が浮かび上がったことに対して、FIAは新たな取り締まり計画を承認した。

【写真】ブリーザーパイプから出火したルノーのマシン(2016年マレーシアGP)。今回の変更でこの部分も規制された

 今シーズン開幕前、メルセデスが予選でエンジン出力を上げるため、昨季からエンジンオイルを燃料として燃焼させているとして、レッドブルはFIAに疑義を提出していた。しかしFIAの調査では、そのような活動は認められなかった。

 一方でFIAはその後、不正が行われていないことを確実にするために、エンジンオイルの使用量と、オイルに使われている化学成分のモニタリングを強化していた。

 このモニタリングでも不正は見つかっていないが、チームがこの分野で利益を得ることを制限するため、FIAはさらなる努力を行っている。現在、多くの変更がF1コミッションで承認されており、2018年のレギュレーションに変更が追加されるだろう。

 これらのルールは、FIA世界モータースポーツ評議会で批准される必要があるが、これは通常、形式的なものである。

新しいルール

 チームが予選でエンジンオイルを燃焼させる方法をなくすため、FIAは3つの重要なエリアでルール変更を行う。

※新しいレギュレーションでは、チームはメインのオイルタンク内のオイル量の測定値を、FIAに常に提供しなければならない。

 メインのオイルタンクを除いた、各オイルタンクに含まれるオイルの質量はレース開始1時間前にFIAに通知されなければならない。

 このデータにより、例えばレースよりも予選で異常にオイルが燃焼されていた場合などに、異常がわかりやすくなる。

※パワーユニットのいずれかの部分と、エンジンのエアインテークの間のアクティブ制御バルブは禁止される。

 ブリーザーパイプは、今やインテークを通して、余分なエンジンオイルをエンジンに供給することに利用されかねない。

※特定のグランプリで、エンジン1基につき使用できるエンジンオイルの仕様が1種類に制限される。オイルの仕様は、イベントが始まる前に決定される必要がある。

 これにより、予選で追加のパワーを得るためにエンジンオイルの仕様を決定し、レースに向けて耐久性の高い仕様のエンジンオイルに切り替えるといった可能性がなくなる。

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