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頻繁に行われる「きょうだいげんか」、どのように見守り、どこまで関わる?

4/27(木) 16:01配信

ベネッセ 教育情報サイト

上の子が下の子にちょっかいを出したり、下の子が上の子の邪魔をするなどして、始まってしまうきょうだいげんか。どちらかが泣き始めたら、親としても黙って見ていられませんよね。きょうだいげんかに対して親はどのように見守り、どこまで関わればいいのでしょうか?

親は適切に介入しよう

きょうだいはけんかをするもの。どんどんけんかをすればいい…という保護者のかたもいるでしょう。確かに放っておいてよい場合もあります。ひとしきりけんかをしたあと、また仲良く遊ぶということもあります。きょうだいげんかが多いから、不仲ということはありません。また親が介入したことで、かえってこじれるということもあります。
しかし、けんかをすることで、競争心やライバル意識が強くなり、穏やかな関係を築けなくなることも。とくに子どもが幼い間は、子どもどうしで解決できないことも多いのです。それが重なるときょうだい関係が穏やかなものではなくなってしまうこともありえます。そんなときは、親が適切に介入することが必要になってきます。

いつ親が介入するかは、けんかの原因にもよります。ぎりぎりまで様子を見守って、いざというときに仲介に入りましょう。子どもの年齢によっては、子どもどうしで解決できることもあるでしょう。ただ、子どものけんかとはいえ、加減を知らない子どもであれば、危険な状態にならないとは限りません。子どもがけんかをしている間、親としては、目を離さないことが大事です。
危険な状況になったら、きょうだいげんかでも、やっていいことと悪いことがあることを教える必要があります。

上手な叱りかたとは?

きょうだいげんかの際、どちらか片方を叱るというのは、よい方法ではありません。でも、つい、上の子を叱ってしまうなど、一方を責めがち。しかし、子どもはそれぞれに親から平等に扱われたい、愛されたいと望んでいます。そこに、どちらか一方を責める叱り方をすると、きょうだい間で、親の愛情や態度がそれぞれの子どもで違うことに対して不満が生まれるのです。

きょうだいげんかのときは、それぞれの子どもの言い分をしっかり聞いてあげることが大事です。そのうえで、「どっちも悪かったね」とか「こうすればよかったね」と諭してあげるのがおすすめです。また、叱ったあとは、きょうだい関係が修復できるような声かけをしてあげられるといいでしょう。

いずれにしても、きょうだいげんかを見守る際、大事なことは、親が冷静でいること。勢いで叱らないように気をつけましょう。

参考:「きょうだいの性格と育て方」山田洋子・畑田国男(主婦の友社)

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