ここから本文です

MLBで初のアフリカ出身選手がデビュー 「先駆者」の初打席初ヒットに大歓声

4/27(木) 11:33配信

Full-Count

南アフリカ出身のンゴエペ、マイナーで8年プレーしメジャー昇格つかみ取る

 メジャーリーグでまた新たな歴史が刻まれた。パイレーツの南アフリカ出身、ギフト・ンゴエペ内野手が26日(日本時間27日)のカブス戦でメジャーデビュー。MLB初のアフリカ出身は、初打席で初ヒットを放った。パイレーツは6-5で勝利している。

日本人最高は…衝撃の総額年俸、これまでのMLB大型契約ランキング

 ンゴエペはこの日、メジャー昇格。4回の二塁守備から出場した。そして、その裏の攻撃で先頭打者として打席へ。3ボール1ストライクからカブスのエース左腕レスターの速球をセンター前に弾き返し、初ヒットを記録した。

 本拠地は大声援に包まれ、ベンチではアンドリュー・マッカチェン外野手やゲリット・コール投手らチームメートも拍手。記念のボールはパイレーツベンチへと戻され、嬉しそうに笑みを浮かべるンゴエペの肩を一塁コーチが抱きよせて祝福した。

 米全国紙USAトゥデーのスポーツサイト「フォア・ザ・ウィン」はこの試合の前に、ンゴエペのメジャー昇格を伝え「パイレーツがMLB初のアフリカ出身選手を昇格させるためMLB初のリトアニア出身選手を下げる」とのタイトルで特集していた。

初のリトアニア出身選手もデビューしたばかり、米メディアは「2人の先駆者」

 記事では、24日にMLB史上初のリトアニア出身選手としてデビューを果たした24歳右腕ドヴィダス・ネブラウスカスの投球を称えつつ、「しかし、内野守備の厚みを必要としていることから、パイレーツは水曜(26日)にネブラウスカスを降格させ、27歳の内野手ギフト・ンゴエペを昇格させた」と言及。ンゴエペが試合に出場すれば、MLB初のアフリカ出身選手となると伝えていた。

 ンゴエペについては、「2008年にイタリアのMLBアカデミーを出てパイレーツと契約した南アフリカ人で、野球が盛んではない母国で野球とともに育った」と紹介。母親が南アフリカの球団のクラブハウスで働いていたため、クラブハウス付きの小さな部屋に住んでいたことなども記されている。パイレーツ傘下のマイナーリーグで昨年まで8年の“下積み“を経て、メジャー昇格をつかみ取った

 記事では「カリブ諸国や南アメリカ、オーストラリア、アジアから海外選手を多く有するMLB機構だが、パイレーツの2人の先駆者は野球とつながりの薄い大陸であり、リーグが明らかに関心を高めたい地域から来ている」としており、実際にンゴエペがメジャーデビューを果たしたことで、歴史的な一戦となった。

 ンゴエペはこの試合、3打席で2打数1安打1四球の成績だった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:4/27(木) 14:09
Full-Count

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合8/20(日) 9:00