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届けるのは郵便物と「子どもの安心」 ポストマンが市内外を巡回 浦添署と浦添郵便局が協力

4/27(木) 6:50配信

沖縄タイムス

 子どもたちの安全につなげようと、沖縄県の浦添署(崎原永克署長)と浦添郵便局(下地由恭局長)が連携し、地域の見守り活動を強化している。同署が、配達業務で管内を回る郵便局職員を「安全・安心ポストマン」に任命。業務を通して、児童生徒の安全を守る。
 同郵便局で21日、出発式があり、下地局長が「強いネットワークを生かし、住みよい地域づくりに貢献していく」と決意を込めた。連日、90台の郵便車両が市と西原町のエリアを回る。配達や集荷中に異変に気付いた際、警察と連携して安全確保につなげる。配達用のバイクや車両にステッカーを貼り、活動をアピールする。
 今年、管内で発生した子どもや女性に対する声掛けや付きまといなどの被害は20日現在、昨年同期比で約3倍の23件に急増している。千葉県で3月末、ベトナム国籍の小3女児が通学中に連れ去られ、遺体で見つかる事件が発生し、安全に対する意識が高まっている。新学期がスタートし、登下校に不慣れな新1年生もいることから、早期の対策につなげた。
 崎原署長は「これまで以上に子どもたちの見守り活動を強化する必要がある」と強調。不審者事案をいち早く把握し、指導・警告することが、犯罪の未然防止につながるとしている。
 2016年に県内で発生した、子どもや女性に対する声掛けなどの「脅威事犯」は361件。今年は3月末現在、74件(暫定)発生している。
 県警は防犯情報などを配信する「安心ゆいメール」で、不審者による声掛け事案の発生を伝え、注意を呼び掛けている。

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最終更新:6/29(木) 11:55
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