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<江原正士>吹き替えに臨むストイックな姿勢 アドリブ多用の真相は…

4/29(土) 12:00配信

まんたんウェブ

 米俳優トム・ハンクスさんらの吹き替えで知られる声優の江原正士さん。その“名演”ぶりを特集した「吹替王国 #9 声優:江原正士」が30日午後4時45分からCS放送の映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送される。江原さんの吹き替えに臨む姿勢はストイックそのもの。アドリブを多用するとも言われている名手に、吹き替えへの思いを聞いた。

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 ◇1週間で5本の主役も

 江原さんは、ハンクスさんやビル・マーレイさん、ビン・ディーゼルさんらの映画の日本語吹き替えを担当してきたほか、「NARUTO -ナルト-」のマイト・ガイ役や「灼眼のシャナ」のアラストール役などアニメの声優としても活躍している。

 江原さんが吹き替えの仕事を始めたのは「相当昔」といい「劇団四季時代に『若草物語』で内気な少年ローリー役をやりました。劇団昴に入ってからは、相当本数をやっています。朝から晩までずっとスタジオに入っていました。そこで、ありとあらゆる役をやりました。若いのに、おじいさん役ばかりだったときは『どうしてオレは、じいさん役ばかりなんだ! ほかに本当のおじいさんがいっぱいいるじゃないか!』って思ったり(笑い)。一つの作品で6役全部おじいさんとか(笑い)」と振り返る。

 「今、吹き替えがちょっと弱っているかな」と感じているというが、これまでは「一番忙しかったのは、1週間のうちに5本の主役をやっていた時です。後にも先にもその一回だけですが、その時は誰を演じるのか分からない作品があったりして、ディレクターに聞くわけにもいかないし、焦りましたね。前にやっている場合は、キャラはいいとして、せりふ量が多いので仕込みが大変なんですよね。この時はいつ寝ていたのか分かりません」ということもあったという。

 ◇アドリブ多用のウワサが広がったのは…

 江原さんは吹き替えでアドリブを多用するとも言われている。しかし、ウワサが広がったのが真相だという。「昔、収録で横にいた先輩から『江原、ここでこう言ってみな』と言われ、本番で言っちゃったら、主役の先輩に怒られましてね(笑い)。それ以来、『あいつはいい加減なアドリブを入れるヤツだ』って思われるようになっちゃって。でも、僕はそんなひどいこと普段やらないんです! みんなびっくりしちゃいますから」

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最終更新:4/29(土) 12:00
まんたんウェブ