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ドル111円前半で一進一退、連休控え調整主体の取引

ロイター 4/28(金) 15:29配信

[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の111円前半だった。月末の実質的な五・十日に当たり、午前は実需のドル買いが支えになったが、仲値公示通過後は大型連休を控えて調整主体の取引となった。

午後のドルの値幅は上下14銭程度にとどまった。

きょうは米国の1─3月国内総生産(GDP)速報値に関心が寄せられている。ロイターがまとめた市場予測はプラス1.2%だが、アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」では、このところの弱い指標を織り込んでプラス0.2%の予想。市場では「実際にゼロ%台前半ならネガティブサプライズになりそう」(国内金融機関)との声が出ていた。

今週は26日高値111.78円で上値が抑えられており、「きょうのニューヨーククローズが111円半ばより下で引けると、週明けは下方向への動きが強まる可能性もある」(国内金融機関)との声が出ていた。逆に、111円半ばより上で引けると安心感が出てくるという。

<米大統領、北朝鮮との「大きな紛争」の可能性に言及>

朝方のドルは111.20─30円台でもみ合っていたが、安く寄り付いた日経平均が持ち直す中、111.36円まで上昇。きょうの高値をつけた。仲値公示にかけては輸入企業のドル買いが入り、底堅さが意識された。

仲値通過後は下押しが強まり、一時111.07円まで下落した。「北朝鮮を巡る地政学リスクなど不透明要因がくすぶる中、大型連休を控えており、ポジション整理の動きが出ているようだ」(国内金融機関)との指摘があった。

北朝鮮に関するトランプ米大統領の発言が伝わったが、相場の反応は限られた。トランプ大統領はロイターとのインタビューで、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡ってこう着状態となれば、最終的に同国と大きな紛争が起きる可能性があると指摘。「外交的に解決したいが、非常に困難」と述べた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 111.15/17 1.0860/64 120.72/76

午前9時現在 111.21/23 1.0863/67 120.82/86

NY午後5時 111.25/28 1.0872/74 120.97/01

(為替マーケットチーム)

最終更新:5/20(土) 10:14

ロイター