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「復興さらに加速」 吉野復興相が所信表明

4/28(金) 9:28配信

福島民報

 吉野正芳復興相(衆院福島県5区)は27日、衆参の東日本大震災復興特別委員会でそれぞれ所信表明し、「被災者に寄り添い、司令塔機能を果たしながら復興をさらに加速させていく」と決意を示した。
 吉野氏は東京電力福島第一原発事故を抱える本県の復興に関し、「中長期の対応が必要で、引き続き国が前面に立ち、全力で取り組む」と強調した。原発事故に伴う帰還困難区域については「将来的に全域の避難指示を解除する決意で可能な場所から着実かつ段階的に復興させる」と述べた。 
 農林水産物の風評対策に一層力を入れる考えも表明。原発事故の影響を受けた観光分野に関し「福島県に特化した国内観光振興を支援する」とした。 
 復興への具体的な取り組みには避難者の心身のケアや住宅再建、商業施設の整備、企業の新規立地と販路開拓支援などを挙げた。県内の復興・再生の加速化に向け教育、医療、介護など生活環境整備を推進すると説明した。 
 「被災した一人として被災者の声に真摯(しんし)に耳を傾け、痛みや苦しみ、思いを共有し、復興に全力で努力してきた」とこれまでの取り組みを伝え、「被災地の原状回復にとどまらず、新しい東北を創造する」と宣言した。 

福島民報社

最終更新:4/28(金) 9:33
福島民報