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リベンジポルノを見知らぬ他人がばらまく。Twitterの「晒し垢」とは?

4/28(金) 6:01配信

BuzzFeed Japan

現在、20代以下の約半数以上がLINE、TwitterなどのSNSを利用している。このTwitterでリベンジポルノの問題が起きている。そして、このリベンジポルノは、今まで考えられていた「一対一」のものではない。【BuzzFeed Japan / 井上昌也】

リベンジポルノとは、離婚した元配偶者や元交際相手間で、相手が公開するつもりのない性的な画像などを公開する行為だ。2013年に三鷹市で起きたストーカー殺人事件でも問題になった。

しかし、現在のリベンジポルノは、交際関係にあった相手によるものだけではない。第三者を介して、インターネットに拡散され、誰の手によるものか、特定するのが困難になってきている。

なぜ、このような事態になっているのか。

晒し垢とはリベンジポルノを公開するためだけのアカウント

Twitter上では、会社や学校の人など実生活につながりのある人に自分の愚痴や趣味を聞かれたくないために、複数のアカウントを持つ人がいる。

実生活につながりのある人と繋がる「表アカウント」に対して「裏アカウント」、略して「裏垢」と呼ばれるものだ。

こうした裏垢には、似た性的趣向を持つ人々が使うアカウントが存在する。「晒し垢(さらしあか)」もそのひとつだ。

この「晒し垢」では、女性の水着写真や性器の写真、性行為の動画などが投稿される。こうした被写体となった人の許可を得ているわけではなく、勝手に「晒される」。晒し垢は、見知らぬ第三者のポルノ画像をアップするためだけに作られたアカウントだ。ここで投稿される画像や動画はもともと、その画像を撮影した第三者が、アカウントの持ち主に何らかの目的で依頼し、公開される場合が多い。

「晒し行為は犯罪」

インターネットの問題に詳しい清水陽平弁護士は、晒し垢の法的な責任について次のように話す。

「リベンジポルノ法では、被害者が公開を前提としていない性欲を興奮させるものを公開すること自体が禁止されています。そのため、晒し垢のアカウント主の行為は、違法です」

「写真を提供した人もそうした(写真を公開するという)行為が目的であれば、同様に罰せられる可能性があります」

つまり晒し垢のアカウント主、写真提供者の両者の行為は犯罪行為になるのだ。

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最終更新:4/30(日) 12:07
BuzzFeed Japan