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「秋田美人」のルーツ 秋田大・石井教授に聞く/秋田

4/28(金) 10:31配信

CNA秋田ケーブルテレビ

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京美人、博多美人と並び、日本三大美人のひとつと言われている「秋田美人」。なぜ、秋田の女性は「秋田美人」と呼ばれるのでしょうか。秋田大学教育文化学部・石井照久教授に話を聞きます。

「遺伝と環境、両方が関係して、秋田美人が生まれているのだと思う。我々日本人の中には縄文人のDNAと弥生人のDNAが存在している。縄文人の特徴は、彫りが深くて酒に強い。弥生人は彫りが深くなくて酒に弱い。秋田県民は彫りが深くて酒に強い傾向があり、彫りの深さが美人に関係している可能性が高い。つまり、秋田県民は縄文人のDNAの割合が多いと思われる。

また、ロシア人のDNAが多く遺伝しているのでは、という話もあるが推測の域を出ない。もうひとつは、関ヶ原の戦いの後、秋田に国替えになった佐竹氏が、常陸から美人をごそっと連れてきたという話もあり、その女性たちから美人の要素が遺伝しているという可能性もある。この中で私が納得できるのは、縄文人のDNAが多い、という説。

また、環境要因としては、秋田は日射量が少なく、肌が白いということ、麹文化が発達してるため麹をよく食べることなどがあげられる。麹を食べるとメラニンの合成が抑えられる。これらが美白に関係していると思われる。

あと、秋田はよく雨が降る。私が秋田に来たとき、教えて頂いた言葉は『弁当忘れても傘忘れるな』。そのぐらい雨がよく降るので、湿度が高い。乾燥していないため肌に非常に良い。このように、遺伝と環境、二つの要因により複合的に秋田美人が形成されていっているのではないかと考えている」

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