ここから本文です

「子どもを守るために、会わせたくない」 元夫からのモラハラに苦しんだ女性が決意したこと

4/28(金) 18:12配信

BuzzFeed Japan

子どもの意思を尊重して

集会では、「面前DV」(DVを目撃すること)の子どもへの影響について、弁護士の斉藤秀樹さんが今年3月の東京大学の調査や福井大学の研究を引用して説明。

子ども自身が暴力や虐待を受けていなくても、両親の不和や暴力を目撃することによって、将来的に人間関係を築きづらくなったり、引きこもりになったりするリスクがあると話した。

引きこもりやうつなどの「内向的な問題」、非行などの「外向的な問題」、「総合的な問題」のいずれにおいても、面会交流をしている子どものほうが、面会交流をしていない子どもよりも、問題を抱えている割合が高い結果になったという。

臨床心理士の酒井道子さんは、両親の不和によって長期に渡ってトラウマに苦しむ子どもたちの事例を紹介。父親の暴力を目にしてきた7歳の男の子が両親の離婚後、5歳の弟を父親と同じように暴力で支配しようとし、母子3人の生活にも影響を及ぼした例などがあるという。

「親子は交流を続けるのが望ましいという前提ではなく、子どもの安全を守ることが第一。子どもには、年齢に関係なく意思や気持ちがあります。言葉で表現できない小さな子なら、サインを見逃さないで」

集会を開いたグループは、子どもの権利や利益を主体に考える「子どもの養育監護基本法(仮称)」の制定を提案している。

Akiko Kobayashi

2/2ページ

最終更新:4/28(金) 18:12
BuzzFeed Japan