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F1マシンのカーナンバーとドライバー名、スペインGPから大型化。より視認性を高めるために

4/28(金) 14:30配信

motorsport.com 日本版

 F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングによれば、カーナンバーは230mm以上、ドライバー名は150mm以上で、なおかつマシンの外部から見える位置に表示されなければならなくなるという。この指示は、次戦スペインGPから適応される。

【写真】マクラーレンのカーナンバーの表示方法は許される!?

 なおこのドライバー名については、3文字の略号もしくはタイミングモニター上で使われるドライバー名の略号を使うこともできる。つまり、ルイス・ハミルトンならは”HAM”、セバスチャン・ベッテルならば”VET”という名称を表示することも許されるというわけだ。

 これまでは、スポーティングレギュレーション内のこの部分について、あまり多くの注意が払われていなかった。しかしこの問題は、ファンとテレビ視聴者の視覚面を改善する施策の一環として、F1ストラテジー・グループとF1コミッションによって提起された。

 スポーティングレギュレーションには、シーズンごとの数字の割り当てに関する概要だけではなく、カーナンバー等が見えやすい位置に付けられていることも規定されている。

 例えば9条2項には、次のように記されている。

「このゼッケンは前方向から、およびドライバーのヘルメット上に明確に見えるものでなければならない」

 また9条3項にも、次のような規定がある。

「車両の銘柄またはコンストラクターのエンブレムは車両のフロントノーズ前面に表示しなければならず、 どちらの場合でもその最大寸は25mm以上でなければならない。ドライバーの名前は、外部車体上にはっ きりと読み取れるように記入されなければならない」

 ホワイティングはチームに送った書簡で、「我々は各車の番号が、クルマの正面からハッキリと見えることを要求する(9条2項)」と述べ、サイズに関しても「明確に見えるよう、数字は230mm以上、線の幅は40mm以上であり、なおかつ背景色と対照的な色をしていなければならない」と指示した。

 さらにドライバー名についても、「わかりやすく判読できるように、名前の高さは150mm以上、線の幅は30mm以上、背景とは明らかに対照的な色でなければならない」と指示している。

 これらの要件を満たしていない場合、そのマシンはレースに参加する資格を与えられない可能性も、ホワイティングは示唆している。

「F1のスポーティングレギュレーションを完全に遵守するため、我々はすべてのマシンが、バルセロナでこの新しい、よりはっきりとした”身分表示”を実施することを期待する」

「これらの最低限の要件に準拠していないクルマに関しては、スチュワードに報告されることになる」

Adam Cooper