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【エレクトリックGT】世界初電気GTシリーズ始動。フランス・アルノに本部設立

4/28(金) 17:53配信

motorsport.com 日本版

 4月27日、”ポー・E-サーキット”プロジェクトの発表会が行われ、世界初の100%ゼロ・エミッションGTシリーズであるエレクトリックGTチャンピオンシップ(EGT)の本部が、フランスにあるポー-アルノサーキットに設置されることが明らかになった。

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 エレクトリックGTの声明によると、本部はトラック内外のテスト及び開発プログラムにおける主要な中心地として機能する。

 発表会に、元F1ドライバーのジャン=ピエール・ジャブイーユとル・マン勝者のステファン・オルテリ、EGTドライバーズクラブのメンバーであるオリバー・ロンバードが参加し、テスラ・モデルS P100Dをドライブした。また数名モータージャーナリストが選出され、現在開発中のテスラ・モデルS P100Dの最新モデル、テスラ・モデルS P85+の試走を行った。

 イベント開催を機に、EGTは独自に財団クラブを設立。クラブ員は、EGTに参戦するチームに参加する権利を得られるという。

 EGTの開幕戦は2017年11月25-26日にポール・リカールサーキットで開催される予定だ。2017/18年シーズンは、全10ラウンドの開催を予定しているが、詳しい開催場所と日程は明らかになっていない。

 EGTのCEOであるマーク・ジェメルは次のように語った。

「ポー-アルノサーキットは、今後EGTのパートナーやチーム、ドライバー、VIPゲストを招くのに最適な場所だ。本部は美しいフランスの田舎に設置されている。その風景を目の当たりにすると、適切な技術を用いることができれば、我々は地球と共存していけるだけでなく、楽しむことができると思い起こさせてくれる」

「このサーキットは地方と地域自治体の支援を受けており、EGTの革新的なアイデアを促進させ、さらなるインスピレーションを与えるために機能する。そして我々は新たに立ち上がった本部の周辺で、イベントを発展させ、地域にビジネスチャンスをもたらすために尽力する。フランス南西部は、クリーンエネルギー中心で稼働しており、革新的テクノロジー企業の多くがそこを拠点としている」

「また優れた気候を持つ土地であり、サーキットでは1年中テストを行うことができる。また周辺のホスピタリティや宿泊施設は世界レベルに匹敵するほど素晴らしいものだ。多くの関係者によるサポートに多大なる感謝を申し上げたい。全ての人にとって有益な協力体制を組めることを楽しみにしている」

 ポー-アルノサーキットの代表であるフィリップ・コステメールは次のように語った。

「今日、我々はゼロエミッション・モータースポーツの歴史に名を刻んだ。我々がエレクトリックGTの本部として成り立つ事に興奮している。今後5年間、アルノのポー・E-サーキットでは、クリーンエネルギーと持続可能なモビリティにおける技術の発展をサポートする」