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【F1ロシアGP】FP1レポート:フェラーリ・ライコネンが首位。マクラーレンのバンドーンにはまたしてもトラブル発生

4/28(金) 19:04配信

motorsport.com 日本版

 F1第4戦ロシアGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。

【リザルト】F1第4戦ロシアGPフリー走行1回目:タイム結果

 今回のグランプリには、最も軟らかいタイヤの組み合わせであるソフト・スーパーソフト・ウルトラソフトタイヤが持ち込まれている。会場となるソチ・オートドロームは気温19度、路面温度33度、雲ひとつない快晴というコンディションでセッションがスタートした。

 まずコースに飛び出したのは、ザウバーのパスカル・ウェーレイン。今回のフリー走行1回目は、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)に代わり、サードドライバーを務めるセルゲイ・シロトキンが走行を担当。彼も早速コースインしていった。マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、フロントタイヤの後ろに空力測定装置をつけながらインストレーションラップを完了した。

 セッション開始10分が過ぎ、メルセデスの2台がソフトタイヤで計測ラップに突入。まずバルテリ・ボッタスが1分39秒871をマークした。

 その直後、アウトラップを走っていたシロトキンがターン2のコース脇でにマシンを止めてしまった。MGU-Kを使用して再始動を試みたシロトキンだったが、結局再始動はできず、マーシャルによってマシンがコース外に出されてしまった。F1マシンを走らせる貴重なチャンスが、わずかな走行で失われてしまった。

 この間に、ルイス・ハミルトンが1分39秒558をマークし、チームメイトのボッタスを上回った。

 セッション開始24分、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがソフトタイヤで1分38分709をマークしトップに。ただ、その直後にボッタスがスーパーソフトタイヤを投入し、1分36秒998を記録した。ハミルトンもスーパーソフトタイヤを使ってタイムを出したがボッタスには0.609秒及ばなかった。路面はまだまだ埃っぽいようで、コーナーで挙動を乱すマシンが多く見られた。

 セッション残り50分を前に、一旦全車がピットイン。この時点でのオーダーは、メルセデスの2台がスーパーソフトタイヤを使用し1-2。フェラーリのベッテル、キミ・ライコネンがソフトタイヤで3番手、4番手に続いた。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは7周を走行し14番手、バンドーンは9周走行し16番手でセッションを折り返した。

 しばらくコースに出るマシンがいなかったが、セッション残り37分頃にハースのケビン・マグヌッセンやウイリアムズのランス・ストロール、フォースインディアのセルジオ・ペレス、エステバン・オコンらがコースインした。

 今回からブレーキのサプライヤーを変えたハース。しかしこのセッション中、ホイールからおびただしい量のカーボンダストを出しており、ブレーキに抱えた問題が完全には解決していないことをうかがわせた。

 セッション残り31分ごろ、ライコネンがスーパーソフトタイヤを投入。1度アタックを中断したものの、2度目のアタックで1分36秒074をマークし、0.045秒ボッタスを上回りトップに浮上した。

 セッション残り25分すぎ、オコンのマシンのエンジンカバーが脱落し、ピットレーン出口付近に落下してしまった。これによりセッションは赤旗中断。レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスーパーソフトタイヤのアタックが邪魔されてしまった形となった。

 セッションは残り21分から再開。すぐさまベッテルがスーパーソフトを装着しアタックに向かった。ベッテルのアタックにはミスもあり、タイム更新はならず。2度目のアタックでライコネンから1.156秒遅れの4番手となった。

 そのまま走行を続けていたベッテルだが、ターン17でスピンを喫してしまった。幸いマシンにダメージはなく、一度ピットインしたもののすぐにコースに復帰している。この間に、改めてアタックを行ったフェルスタッペンが4番手に浮上した。

 セッション残り5分を前に、バンドーンがコース上をスロー走行。無線でパワーがないことを訴えた。それまでノートラブルでセッションを進めていたマクラーレン・ホンダにとっては痛いトラブルとなった。

 結局、ライコネンが首位でセッション終了。2番手ボッタス、3番手ハミルトンのメルセデス勢はセッション終盤、ユーズドのソフトタイヤで走行を重ね、着々とレースに向けた準備を進めていた。4番手にはフェルスタッペンが入ったが、タイヤのウォームアップに問題を抱えているような無線を飛ばしており、こちらは順調というわけではなさそうだ。アタックをまとめきれなかったベッテルは5番手となった。

 6番手以下、ダニエル・リカルド(レッドブル)、ペレス、フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)、ストロール、オコンというトップ10だった。

 フリー走行2回目は、この後日本時間21時からスタートする。

松本和己