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2013年以来の“好循環”サイクル…2軍も好調、“親子”で快進撃続く楽天

4/28(金) 14:23配信

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イースタン・リーグ打率上位3傑は楽天が占める

 パ・リーグでは事前の下馬評が高いとは言えなかった楽天が、4月28日現在、2位オリックスに1.5ゲーム差をつけて首位を走っている。ただいま4連勝中。ここまで15勝4敗、まだ4つしか負けていない。

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 投手ではFA移籍の岸孝之は2回しか登板していないが、美馬学が4試合で3勝、そしてクローザーの松井裕樹は早くも14試合に登板し、15回1/3を投げて自責点0のまま、2勝9セーブ4ホールドという活躍ぶりだ。

 好調な1軍に呼応するかのようにイースタン・リーグでも楽天は絶好調だ。17勝9敗で巨人に1ゲーム差をつけて1位。ファームでは打線がすごい。何と打率1位から3位までを楽天勢が占めている(4月28日現在)。

1.八百板卓丸(楽).338
2.中川大志(楽).333
3.西田哲朗(楽).328
4.高濱祐仁(日).300
5.橋本到(巨).295

 中川と西田は1軍での出場も多く、レギュラーの期待が高い有望株だが、八百板は背番号122、育成枠の外野手だ。昨年12月には負傷したオコエ瑠偉に代わってアジアウインターリーグに派遣されているので、まずまず期待されているのだろうが、予想を超える活躍だろう。同じ育成枠、背番号063の北川倫太郎も打率.292で8位につけている。

 さらに、本塁打部門では内田靖人が5本でトップ。打点王は中川で21打点、2位に西田(18)、3位に内田(15)と続く。こうした「隠れた逸材」が、今季は頭角を現しつつあるのだ。

投手陣も期待の古川、藤平らが結果を出す

 投手陣でも楽天勢が防御率上位に名前を連ねている。

1.高木勇人(巨)0.39
2.浦野博司(日)0.67
3.古川侑利(楽)1.64
4.藤平尚真(楽)1.71
5.アダメス(巨)1.86

 古川は一時期は今季ローテーション入りの噂もあった4年目の有望株。藤平は昨年のドラ1だ。

 救援でも、育成枠から今年支配下登録された4年目の今野龍太が、6試合に投げて自責点0、3セーブと活躍している。

 このように、楽天のファームでは今年まであまり注目されていなかった無名の選手が、どんどん結果を出し始めている。ファームからの報告を受けて、梨田監督が「試してみたい」と思う選手がたくさん出てきているのではないか。チーム状態が良いと、思い切った若手の起用も可能になる。

 東北楽天イーグルスは、優勝した2013年以来、久々に「好循環」のサイクルに入っていると言えそうだ。

広尾晃●文 text by Koh Hiroo

最終更新:4/28(金) 14:23
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