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日展富山展来場者1万人超え 解説会もにぎわう

4/28(金) 17:31配信

北日本新聞

 県民会館で開かれている「改組新第3回日展富山展」は28日、大型連休前の平日にもかかわらず、大勢の美術ファンが足を運び、開幕からの来場者が1万人を超えた。県内作家による解説会では、作品のテーマや技法が丁寧に語られ、幅広い世代が多彩な美の表現に触れた。

 日展富山展は4月15日に開幕。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門で、昨秋東京で開かれた本展の作品を中心に319点を紹介している。

 1万人目となった酢谷明夫さん(69)、素子さん(65)夫妻=射水市善光寺=に、板倉北日本新聞社長が図録などを贈った。2年に1度の富山展には毎回来ているという酢谷さんは「今回は意欲的な作品がそろっていると聞き、楽しみにしていた」と語った。

 前後に訪れた谷山智恵子さん(71)=富山市婦中町夢ケ丘=と村上澄江さん(70)=同市婦中町下轡田、石田由美さん(45)=同市荒川3丁目=にも記念品が渡された。

 解説会は2部門で行われ、工芸美術部門では志観寺範從さん(南砺市)、海内保さん(高岡市)、池上猛さん(射水市)が交代でマイクを握り、螺鈿(らでん)や蒔絵(まきえ)を施した漆芸、抽象的なフォルムの陶器などを取り上げた。説明に聞き入っていた川村都子さん(72)=富山市四方荒屋=は「作家がどれほど苦労して制作しているかが分かり、掘り下げて鑑賞することができた」と話した。日本画部門では竿下純子さん(富山市)が講師を務めた。

北日本新聞社

最終更新:4/28(金) 19:18
北日本新聞