ここから本文です

クリロナのレアルか。18歳ムバッペか? どうなる欧州CLベスト4激突

5/2(火) 7:30配信

THE PAGE

 レアルとアトレチコのマドリード勢、21年ぶりの欧州制覇を狙うユベントスと今大会の台風の目・モナコが激突するUEFAチャンピオンズリーグ準決勝は、日本時間5月2日と3日の未明にそれぞれ第1戦のキックオフを迎える。

 ヨーロッパ王者を決める舞台で「マドリード・ダービー」が実現するのは、今回で4シーズン連続となる。2013‐14シーズンと昨シーズンは一発勝負の決勝で激突。ともにレアルが勝利したが90分間では決着がつかず、前者は延長戦、後者はPK戦にもつれ込んでいる。

 準々決勝で対峙した2014‐15シーズンも、2戦合計1‐0でレアルに軍配があがった。お互いを知り尽くすライバル同士だけに、今回も喉元にナイフを突きつけながら一瞬の隙を探り合う、緊張感漂うピリピリとした展開となるのは間違いない。

 2011‐12シーズンの途中に就任。長く低迷していたアトレチコをレアル、バルセロナの間に割って入る強豪へと変貌させたディエゴ・シメオネ監督にとっては、クラブの悲願でもある初優勝を果たすうえで、レアルは乗り越えなければいけない壁となる。

 ただ、戦い方は変わらない。カリスマ的な求心力を触媒としながら選手たちに植えつけた、高い守備意識とハードワークが普遍的なベースになる。元日本代表MFで現在は解説者を務める水沼貴史氏も、ロースコアの接戦になると予想する。

「前からボールを奪いに行くにしても、ある程度ブロックを作って守る展開にしても、とにかく相手にプレッシャーをかけ続ける。シメオネ監督はモチベーターであると同時に厳格で、絶対に妥協を許さない。ベンチから絶えず声をかけ続けているし、自軍の選手が少しでも隙を見せれば、そのたびに吠えまくる。
 スタジアムとの一体感をもたらすために観客を上手く使う術をもち合わせている点を考えれば、戦略的にもサンチャゴ・ベルナベウでの第1戦は、最悪でも負けない戦い方をしてくるだろう」

 つまり、初戦がドローならば、第2戦をホームで戦うアトレチコの青写真通りに進んでいることになる。対するレアルはFWクリスティアーノ・ロナウドが注目されるが、生命線はアンカーのカゼミーロ、インサイドハーフのトニ・クロースとルカ・モドリッチで形成される中盤となる。前出の水沼氏が言う。

「カゼミーロは守備力、クロースとモドリッチは展開力及び推進力に長けていて、経験豊富な3人が臨機応変にカバーし合い、攻撃を組み立てていく点でもバランスに優れている。前線のロナウドにボールが入らなければ点は入らない。必然的にアトレチコは、特に中盤の3人にプレッシャーをかけ続ける。

 レアルはピッチを前後左右に幅広く使いたい。対するアトレチコは全体をコンパクトに保ち続けたい。お互いの攻防のバランスが少しでも崩れれば隙が生まれ、カウンターが発動される。レアルのロナウド、アトレチコのアントワーヌ・グリーズマンの両エースが決定的な仕事をしたほうが優位に立つ」
  

1/2ページ

最終更新:5/2(火) 7:30
THE PAGE

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合