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【MLB】カブス名将、ボストンに凱旋する上原浩治を絶賛 今季の活躍に「疑いない」

4/29(土) 7:10配信

Full-Count

早くもマドン監督の心を掴んだ上原、「彼は1年中好投してくれる」

 カブスの上原浩治投手が、28日(日本時間29日)からのレッドソックスとの3連戦で昨季まで4シーズン活躍した古巣の本拠地フェンウェイ・パークに移籍後初めて凱旋する。カブスでセットアッパーを務める42歳のベテランは今季10試合に登板し、1敗2ホールド、防御率2.08と新天地で早くも存在感を発揮。昨季、名門球団を108年ぶりのワールドシリーズ制覇に導いたジョー・マドン監督は、右腕健在の理由を地元紙「ボストン・グローブ」に明かしている。

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 上原は今季、世界一球団で守護神デービスにつなぐセットアッパーとして活躍を続けている。メジャー屈指の名将として知られるマドン監督は、そんな日本人右腕についてこう語ったという。

「彼のことが徐々にわかってきた。もしも、酷使しなければ、彼は1年中好投してくれるだろう。自分の頭の中で、このことに疑いはない」

 圧倒的な制球力をベースに、回転数の多い切れ味抜群の直球と魔球スプリットでメジャーの猛者を撫で斬りにする上原を、指揮官は今季1度しか連投させていない。その試合(16日・パイレーツ戦)では、1点リードで8回に登板しながら1死も取れずに2失点し、今季初黒星を喫していた。これが上原にとって今季唯一の失点試合だった。

レイズ時代には同地区で上原と何度も対戦「憎んでいた」

 マドン監督は、かつて上原が所属していたレッドソックスと同地区のレイズを率いていたが、日本人クローザーを苦手にしていたという。2013年にはポストシーズンの地区シリーズでも対戦。第3戦でロバトンが上原からサヨナラソロを打ち、唯一の白星を挙げたが、2セーブを挙げられて敗退していた。上原は続くタイガースとのリーグ優勝決定シリーズでMVPに輝くなど、この年驚異的な活躍でワールドシリーズに貢献した。

「私は彼が我々のチーム相手に登板するのが嫌いというわけではなかった。むしろ憎んでいたという感じだね。彼は打者のギリギリに高めのボールを投げてくる。すごくフラストレーションがたまったよ。彼のことを近くで注視している。球速は落ちたけど、幻惑させるという部分はよく分かる。彼は大舞台に慣れているし、萎縮したりしない。ビビったりもしない。我々にとっては素晴らしい選択肢なんだ」

 マドン監督は記事の中で、対戦相手としての苦手意識を持っていたこと、そして、味方としていかに心強い存在となっているかを明らかにしている。自身初となるナ・リーグでも相変わらずの安定感を誇る上原が、衰え知らずのハイパフォーマンスを続けていることは確かだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:4/29(土) 7:10
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