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人間力が鍛えられるって本当?ボーイスカウトって何を目的に、何をしているの?

4/29(土) 12:04配信

ベネッセ 教育情報サイト

よく耳にするボーイスカウトですが、実際は何をしているのか、入団すると何がいいのか、詳しく知らない人が多いのではないでしょうか。芸能人や各界の著名人でもボーイスカウトをしていたという人は意外と多いものです。
そこで今回はボーイスカウトに対して抱きがちな疑問にお答えします。

そもそもボーイスカウトってどういう意味なの?

ボーイスカウトは、ロバート・ベーデン・パウエル卿が青少年の育成のため20人の少年を集めてイギリスのブラウンシー島でキャンプを行ったのが始まりと言われています。1907年のことです。現在では世界163の国と地域、約4,000万人が加盟する世界最大の青少年運動へと発展を遂げています。
日本には1908年に伝わっています。1922年には「少年団日本連盟」が創立され、国際事務局に登録しています。
「ボーイスカウト」とは、少年を意味する「ボーイ」と、先駆者という意味の「スカウト」を組み合わせた言葉です。「公益財団法人ボーイスカウト日本連盟」によると、「ボーイスカウトとは、自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」を意味するとしています。

ボーイスカウトってどんな活動をしているの?

ボーイスカウトと言えば、ほとんどの人が登山やキャンプなどをイメージすると思います。では、具体的にどのような活動をしているのでしょうか?
団や隊によってその内容は違いますが、やはり野外での遊びを中心にした活動が基本になります。具体的にはキャンプをしながら、料理はもちろん、ロープの使い方、手旗信号といった技術や知識を習得します。これらは直接的に普段の生活に役立つことばかりではありませんが、いざというときに非常に役立つ生活のスキルです。付随して工作やゲーム、歌、演劇などを行い、友情や協調の精神も育成していきます。
「公益財団法人ボーイスカウト日本連盟」ではこれらのスキルを習得することで級が上がっていく「進級課目」を設定しており、隊員の達成感ややる気を引き出しています。2017年9月からは初級・2級・1級・菊・隼・富士の6段階となり、最高到達点の「富士スカウト」を目指すような仕組みとなります。
一方、社会や自分に役立ついろいろな技能を自分で選んで習得する「選択課目」もあります。

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