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【WRC】アルゼンチン2日目:荒れたコンディションの中、トラブル多発で大波乱。トヨタのラトバラは6番手

4/29(土) 13:02配信

motorsport.com 日本版

 現地時間4月28日にWRC(世界ラリー選手権)第5戦ラリー・アルゼンチン(ラリー・アルゼンティーナ)2日目が行われ、エルフィン・エバンス(Mスポーツ)がトップタイムを記録した。トヨタのヤリ-マティ・ラトバラは総合6番手となった。

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 ラリー・アルゼンチンの2日目では、全8SS(SS2~SSS9)の走行が行われた。

 現地時間4月28日午前8時38分より、午前のセッション(SS2~SS4)がスタート。多くのドライバーがトラブルに見舞われる中、Mスポーツのエルフィン・エバンスが、総合2番手から30秒差をつけたことで大きくリードし、首位に立った。

 SS2の区間タイムでは、ヒュンダイのダニ・ソルドとシトロエンのクリス・ミークは、エバンスと僅差であった。しかし、ソルドはSS3でマシンを岩にヒットさせ、ステアリングアームを破損させたため、11分のロスタイムを被った。またミークはSS4でバンプに引っかかったことでコースオフ。彼のマシンは大ダメージを受けた。SS4を完走したものの、3日目に備えリタイアすることを決断した。彼のチームメイトであるクレイグ・ブリーンも別のトラブルによって、SS4終了時にリタイアしている。

 SS4終了時での総合2番手は、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラだった。ラトバラは、SS2の走行中にフロントエアロを脱落させながらも、SS4終了時には総合3番手のマッズ・オストベルグ(プライベーター参戦)に5秒差つけた。

 初日のトップだったMスポーツのセバスチャン・オジェは、ペースノートのミスによって午前中での総合7番手に沈んだ。

 午後のセッション(SS5~SS9)でもエバンスがトラブルなく快走し、2日目のトップに立った。

 午前のセッションで総合2番手だったラトバラは、午後でエンジンがオーバーヒートしてしまったのが原因で、セーフティモードで走行せざるを得ない状況になった。また不運は続き、SS9の走行時にスローパンクチャーに見舞われたことでロスタイム。総合6番手となった。これにより、オストベルグがエバンスに約55秒差つけられながらも、総合2番手に浮上した。

 総合3番手には、午前のセッションで、ダンパーを破損し、パンクに見舞われたものの、午後で追い上げることができたヒュンダイのティエリー・ヌービルがつけた。総合4番手はオジェ。それにチームメイトのオット・タナクが続いた。ヌービルとオジェ、タナクのタイム差はそれぞれ約5秒の僅差であり、タナクの18秒落ちでラトバラがつけている。

 総合7番手のヒュンダイのヘイデン・パッドンは、午前中、総合9番手に沈んでいたものの、SS7でトップのエバンスのタイムに並び、SS8ではSSトップタイムを記録した。

 総合8番手はプライベーター参戦ながらも健闘するロレンツォ・ベルテッリ。総合9番手はトヨタのユホ・ハンニネンがつけた。ハンニネンは、2日目の序盤でパワー不足のトラブルに悩まされた。

 2日目の後、トヨタのふたりは次のようにコメントした。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
「今日は、最初のステージをスタートしてすぐに、道がとても荒れている事に驚きました。クルマの下まわりを保護するサンプガードが5回ほど路面に強く当たり、大変な1日になるだろうと覚悟しました。午後のリピートステージは道がさらに悪くなるだろうと予想し、下まわりを打たないように車高を高めたのですが、ハンドリングに関しては自信を持てなくなってしまいました。SS8のスタート後しばらくして、岩を避けようとラインが膨らんで右リヤがバンクに当たり、タイヤがリムから外れてしまいましたが、そのままフィニッシュまで15kmぐらいタイヤ交換をせずに走り切りました。ツキがなかったとも言えますが、それでもきちんと1日を走り切ったので、クルマにいくつか改善を施し、残る2日間の戦いに臨みたいと思います」

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
「コースは1日を通してラフだったので、ただひたすらステージを走り抜く事に集中しました。午前中にはパワーが落ちるトラブルが発生し遅れをとりましたが、幸運にも日中のサービスで問題点を見つけ解決したので、午後はトラブルなく走る事ができました。また、午前中には路面のバンプ(出っ張り)に当たって空力パーツの一部が破損し、その結果ハンドリングが少し神経質になりましたが、それほど大きな問題ではなかったのは幸いです。明日は、少しでも順位を上げられるように頑張ります」

 ラリー・アルゼンチンの3日目は、全6SS(SS10~SS15)の走行が予定されており、現地時間4月29日午前8時08分よりスタートする。

※文中のコメントはTOYOTA GAZOO Racing NEWSより抜粋。