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【ブラジル】建材工業の販売低迷、依然続く

4/29(土) 5:59配信

サンパウロ新聞

 ブラジル建材工業会(Abramat)が13日公表、伯メディアが同日付で伝えた同会の月次調査の結果によると、2017年3月の建材の国内販売(非小売り)は前年同月に対して6.5%減少したものの、前月に対しては12.2%増加した。1~3月累計は16年同時期に対して6.3%減。また、今年3月までの直近12カ月間の販売は1年前に対して9.1%減。

 今年3月には基礎材の販売が前年同月に対して4.3%沈み、仕上げ材も同様に8.8%落ち込んだ。しかし、前の月に対しては12.8%増、12.0%増といずれも拡大した。

 同会は、建材工業にとっての市場は依然としてへこみ続けているが、落ち込みペースはこのところの数カ月よりも鈍くなったとの声明を発表。ワルテル・コベル会長は「高金利、与信獲得の難しさ、高い失業率、そして政治の不確実性などといった要因が同業界にマイナスの影響を与え続けている」と述べた。

 今年4月について同会は、パスコア(復活祭)の休日などによって営業日数が通常よりも少ないことに加えてゼネラル・ストライキが行われる可能性があることから、建材の販売はまた新たに落ち込むだろうとの見通しを示している。コベル会長は「年初3カ月のマイナスをひっくり返す事を考えられるよう、新たな施策とすでに発表されている建設業界向けの諸々の措置の迅速な実施を我々は期待する」としている。

サンパウロ新聞

最終更新:4/29(土) 5:59
サンパウロ新聞