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【ブラジル】貨物取扱量、過去最高に 貿易総額も前年比増=サントス港

4/29(土) 6:00配信

サンパウロ新聞

 ブラジルの主要な貿易港の一つであるサントス港(サンパウロ州)の2017年2月の貨物取扱量は、16年2月の扱い量を7.3%上回り、2月としては過去最大の967万6623トンに上った。17年1、2月累計は1704万1198トンと、これまで年初2カ月間の最高だった16年同時期を1.1%上回り過去最高を更新した。同港を管理・運営するサンパウロ州ドック会社(Codesp)が3月29日発表した。

 同月は輸出貨物の扱いが前年同月に対して2.5%増の685万1662トン(2月の最高)、輸入貨物が同21.1%増の282万4961トンだった。今年1、2月累計は、輸出が1153万5483トンと前年同時期に対して6.0%縮んだ一方で、輸入は550万5715トンと20.1%拡大した。

 今年2月の輸出貨物の扱い量の拡大は、主に砂糖や大豆及び大豆派生品などの固体ばら積み穀類が2月の最高を記録したことによる。砂糖の扱い量は134万4725トン(16年2月比17.1%増)、大豆及び大豆派生品は287万299トン(同21.9%増)。これらとは逆にトウモロコシの扱い量は前年同月を86.8%下回る6万5619トンへと激減、柑橘果汁も同49.0%減の9万5467トンにとどまった。

 一方の輸入貨物は、肥料の扱い量が16年2月に対して266.5%増の42万8575トンに上ったほか、硫黄が同44.3%増の25万1872トン、軽油が同56.3%増の18万5403トン、小麦が同30.9%増の11万3590トンと、主要な貨物の扱いが軒並み増大した。アルコールは4万1258トンと扱い量自体は際立って大きくないが、前年同月に対する伸びは220.5%増と激しかった。

 コンテナ貨物の扱い数量は、17年2月は前年同月比7.7%増の27万8277TEU(20フィートコンテナ換算)、17年1、2月累計は前年同期比5.8%増の55万8255TEUだった。

◆貿易額はブラジル全体の4分の1以上

 また金額ベースでは、同社の3日発表によると、サントス港の今年1、2月の貿易総額は143億ドル(16年同期比2.7%増)に上り、同時期のブラジル全体の貿易総額の26.6%を占めた。

 輸出額はブラジル全体の25.8%に相当する78億ドル。その7%に当たる5億4860万ドルは砂糖で、バングラデシュ、アルジェリア、モロッコほか23カ国が購入した。輸出額が3億8390万ドルと砂糖に次いで多かったコーヒーは主に米国、イタリアほか56カ国が購入した。

 17年1、2月にサントス港から出荷された製品の主要購入国10カ国(ドルベース)は、中国(シェア13.4%)、米国(同12.6%)、アルゼンチン(同7.9%)、オランダ(同3.6%)、ドイツ(同3.6%)、ベルギー(同3.2%)、メキシコ(同2.7%)、イタリア(同2.4%)、インド(同2.4%)、イラン(同2.3%)。

 同港の17年1、2月の輸入額は64億ドルと、ブラジル全体の27.8%を占めた。同港に到着した主要輸入品3品目は、主に米国、スイス、フランスから着いた軽油(6995万ドル)、日本、インドネシア、韓国ほか10カ国からのトランスミッション(5683万ドル)、ポルトガル、日本、スペインほか11カ国からの航空機部品(5246万ドル)。

 サントス港の輸入額全体の23.7%は中国からの輸入品が占めた。以下は米国(16.0%)、ドイツ(8.9%)、韓国(4.7%)、日本(4.3%)、インド(3.0%)、イタリア(2.9%)、メキシコ(2.7%)、フランス(2.5%)、アルゼンチン(2.4%)が続いた。

サンパウロ新聞

最終更新:4/29(土) 6:00
サンパウロ新聞