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蕎麦vsうどん戦争は大荒れ…松本が2人退場の讃岐に4発完勝

4/29(土) 20:04配信

ゲキサカ

[4.29 J2第10節 松本4-0讃岐 松本]

 ホームの松本山雅FCが2人の退場者を出したカマタマーレ讃岐を4-0で一蹴した。3試合ぶりに白星を挙げ、暫定で8位からJ1プレーオフ圏内の5位に浮上。次節はアウェーで大分と対戦する。

 松本は前節・京都戦(1-1)からのスタメン変更はなし。その京都戦で攻守を連発し、『DAZN週間ベスト5セーブ』に選出されたGK村山智彦をゴールマウスに据えた3-4-2-1で臨んだ。

 対する讃岐は前節・岐阜戦(1-3)から3人の先発メンバーを入れ替え。DF武田有祐が今季初、MF馬場賢治が2試合ぶり、FW我那覇和樹が開幕戦以来9試合ぶりとなるスタメン出場を果たした。布陣は我那覇が1トップを務める4-2-3-1。また、古巣対戦となる木島兄弟は、兄のFW木島良輔がベンチスタート、弟のFW木島徹也が右サイドハーフで先発となった。

 讃岐のチーム名『カマタマーレ』はその名の通り釜玉うどんと、イタリア語で海を意味する『マーレ』を合わせた造語。一方の松本は讃岐のうどんに対して蕎麦が有名で、クラブ公式サイトでも『最強のMENはオレたちだ!!』とあおる“麺ダービー”となった。

 互いに勝利から遠ざかり、チームとしても相手に負けたくない一戦。先制したのはホームの松本だった。前半13分、FW高崎寛之の力強い突破で得たPA右外のFKから、キッカーのMF宮阪政樹が右足でクロスを供給。ファーでマークを外した高崎が右足のボレーで合わせると、GK清水健太の手を弾いたボールがゴール左に決まった。

 高崎は3試合ぶりとなる今季5得点目を記録。また、過去に松本平広域公園総合球技場で行われた讃岐とのリーグ戦2試合はいずれもスコアレスドローに終わっており、通算3度目の対戦にしてこれが本拠地での“麺ダービー”初ゴールとなった。

 今季わずか1勝で21位に沈む讃岐だが、その1勝は第6節・湘南戦(3-0)で挙げたもの。再び大物食いを目指し、前半32分には右サイドを突破したMF仲間隼斗がPA内右の角度のない位置から強烈なシュートを放つ。しかし、GK村山に弾かれ、前半はそのままのスコアで終了した。

 後半も互いに激しい攻防を見せる中、ターニングポイントとなるシーンが後半15分に生まれた。中盤のMF岩間雄大がMFセルジーニョにパスをつけ、右に持ち出したセルジーニョがペナルティアーク内から右足でシュートを放つと、PA内の讃岐DF李栄直の手に当たったとして主審のホイッスル。前半の先制点につながるFKで高崎を倒して警告を受けていた李栄直は、2枚目のイエロカードで退場となり、さらに松本にPKが与えられた。

 後半18分にPKキッカーを務めた高崎は落ち着いてGK清水の逆を突き、右足でゴール左へ蹴り込む。今季6得点目を挙げ、2-0とした。

 さらに讃岐の不運は続く。後半21分にはDFエブソンがMF石原崇兆を後ろから倒し、この日2度目の警告で退場。残り時間を9人で戦うことになった。

 松本はエブソンのファウルにより、PA左角付近の良い位置でFKを獲得。後半24分にキッカーの宮阪が右足で質の高いクロスを送ると、中央の混戦からファーに流れたボールをDF後藤圭太がDF市村篤司ともつれながら右足で押し込み、リードを3点に広げた。

 後半に大きく荒れたゲームは、松本が3-0のまま終盤を迎えると、後半アディショナルタイム5分にPA内左に切れ込んだ岩間が右足でゴール右上に突き刺し、とどめの4点目。今季最多となるゴールラッシュで3試合ぶりの白星をつかんだ。一方の讃岐は次節のホーム千葉戦にもダメージの残る敗戦で、今季初の連敗を喫してしまった。

最終更新:4/30(日) 13:00
ゲキサカ

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