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「人間は問題が多い」ロボットを導入して業績を上げるフィンテック企業

4/30(日) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

「仕事の未来」をテーマにした記事は多数あるが、確実なことが1つだけある。ロボット化の波は、すぐそこまで来ているということだ。

ロボット工学やAIの進化は、今後数十年にわたって、世界中の雇用を劇的に変化させていくだろう。そして、多くの仕事が時代遅れのものになる。

例えば、世界経済フォーラムは、2020年までに500万もの雇用がロボットによって奪われると推定している。また、オックスフォード大学(Oxford University)とシティグループ(Citigroup)は、イギリスでは35%、アメリカでは47%の雇用がロボットによって危機に瀕していると述べた。

ロボット化(自動化)の危機に最も瀕しているのは、通常、コールセンターのスタッフや工場労働者だと考えられている。単調な肉体労働はロボットに任せた方が早く、安価で、ベターだ。しかし、ロボットに依存しているのは、自動車工場などの製造業だけではない。

フィンテック関連の企業もロボットを活用する。決済サービスを提供しているAdyenは、アムステルダム本社に6機のロボットを所有し、決済端末のテストを行っている。

同社のCCO(最高営業責任者)、ローラント・プリンス(Roelant Prins)氏は、Business Insiderに以下のように語った。

「(ロボットは)24時間365日、あらゆるカード、あらゆる組み合わせ、あらゆる事態を想定してテストを続けている。決済端末を、いかなる取引にも対応できるようにしておくためだ」

同社は、企業に対して、あらゆる種類の支払いに対応できる決済サービスを提供している。世界中のあらゆる場所で、オンライン、オフライン、双方の決済に対応している。特にオンラインビジネスの事業者には人気が高く、Uber、Airbnb、Netflix、スポティファイ、Facebookなどが顧客として名を連ねている。

また同社は、カード読み取り端末やレジなどの物理的な端末市場にも積極的に参入している。

「カードを読み取り端末に通したり、端末の上にかざしたり、多くのボタンを押したり、さまざまな種類の支払い方法があり、さまざまな組み合わせが考えられる」

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