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JR東日本の旗艦「四季島」登場、その特徴とは? 車両、客室、旅、そして登場の目的

4/30(日) 18:49配信

乗りものニュース

日本の古い国名が由来

 2017年5月1日(月)、日本に新たな豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」が走り出します。JR東日本が送り出すもので、2013年10月15日に登場したJR九州「ななつ星in九州」に続き、日本で2列車目になる本格的クルーズトレインです。

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 列車名は、日本の古い国名「しきしま(敷島)」をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させること、そして「時間と空間の移り変わりを楽しむ列車」という思いを込め、命名したそうです。シンボルマークは、「ひと」「もの」「こと」の象徴である3本の線が、四季を意味する「4つの節目」を巡り戻ってくるデザインとし、美しい四季と伝統を感じるクルーズの旅を表現したといいます。

デザインの特徴は? 予感させる「窓の形」

「四季島」のデザインプロデュース、車両デザインを担当したのは、「KEN OKUYAMA DESIGN」代表の奥山清行さん。スーパーカー「フェラーリ」(エンツォフェラーリ)や秋田新幹線E6系、北陸新幹線E7/W7系、山手線の新型車両E235系などのデザインに関わっている人物です。

 エクステリア(外観)デザインは、景色をめで、人と語らい、文化に触れ、ゆったりとくつろぐ「四季島」での体験を、外観からも予感させるものにしたとのこと。外装塗色は「シャンパンゴールド」をベースに、特別に調合した「四季島ゴールド」を基調にして上質感を体現したといいます。

豪華なだけではない? 大きく3点ある「四季島」車両の特徴

「豪華クルーズトレイン」というと、そのハイグレードな設備、サービスが注目されがちですが、この「四季島」の車両E001形はそれ以外にも、大きな特徴が3点あります。

日本初の「EDC方式」

 ひとつは「EDC方式」です。線路上空に電気の流れた架線がある区間(電化区間)では、車両屋根上に搭載するパンタグラフを用い、架線から車両へ電気を取り入れ、モーターを駆動させ走行。架線がない区間(非電化区間)では、車両に搭載するディーゼル発電機で電気を生み出し、それでモーターを駆動させ走行します。

 日本で初めてのシステムで、これにより電化区間でも非電化区間でも機関車にけん引してもらうことなく、自力で走ることが可能。自由度の高い運行ができます。パンタグラフは10両編成のうち2、3、8、9号車、発電機は1、10号車への搭載です。

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