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【インディカー】フェニックス決勝レポート:琢磨クラッシュでリタイア。昨季王者パジェノーがオーバル初優勝

4/30(日) 12:54配信

motorsport.com 日本版

 インディカー第4戦フェニックスの決勝が行われ、ペンスキーのシモン・パジェノーがオーバルでの自身初優勝を飾った。アンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨は、クラッシュしリタイアとなった。

【リザルト】インディカー第4戦フェニックス:決勝結果

 フェニックス・インターナショナル・レースウェイは、アメリカ・アリゾナの砂漠の真ん中にある全長1マイル(約1.6km)のショートオーバル。ナイトレースでの開催となった。

 ポールシッターは、トラックレコードを更新したペンスキーのエリオ・カストロネベス。トップ5はシボレー勢が独占した。強風が吹き荒れる難しい状況で行われた予選で、出走順が早いという不運もあったアンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨は18番手となった。

 日没の迫る中、250周のレースがスタートした。

スタート直後、多重クラッシュ発生

 スタート直後、ミカエル・アレシン(シュミット・ピーターソン)のスピンがきっかけで、5台のマシンが絡む多重クラッシュが発生しイエローコーション。ポイントリーダーのセバスチャン・ブルデー(エド・カーペンター)の他、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)、マックス・チルトン(チップ・ガナッシ)、グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、アレシンがリタイアとなった。

 アレシンは「リヤタイヤが突然滑った。スナップオーバー状態でなす術がなかった。もうちょっとタイヤをウォームアップすべきだった」と語った。

 上位では、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)がチームメイトのウィル・パワーをかわし2番手に浮上。ペンスキー勢がトップ3を固めた。佐藤琢磨はこのクラッシュに巻き込まれず、13番手となった。

 ピットレーンがオープンし、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は左側のタイヤを交換し、15番手に。彼も多重クラッシュに巻き込まれており、軽く接触があったようだ。エド・カーペンター・レーシングのチームオーナー、エド・カーペンターもピットインし、最後尾16番手でコースに復帰した。

 23周目にレースは再開となった。トップ4をペンスキー勢が固める中で、ニューガーデンがスタート直後にカストロネベスに襲いかかるもオーバーテイクはならず。後方では、カーペンターに抜かれ佐藤琢磨が15番手までポジションを下げた。

 カストロネベスはペースが良く、ニューガーデンとの差をじわじわ開いていった。一時1.4秒ほどまでギャップを開いていたが、タイヤにバイブレーションを感じるとしてペースが下がり、その差が0.8秒ほどまで縮まった。

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