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ファンファーレ高らか 新音楽祭、開幕祝う

4/30(日) 1:47配信

北國新聞社

 「いしかわ・金沢 風と緑の楽都(がくと)音楽祭」(北國新聞社特別協力)は29日、金沢駅、富山駅、福井駅で同時にファンファーレが響き、各地で新音楽祭の開幕を祝った。金沢市では、石川県立音楽堂など屋内外で音楽イベントが始まり、大型連休で訪れた観光客らをクラシックの音色で迎えた。

 午前11時、金沢駅で和田豊和駅長が開幕宣言し、金大フィルハーモニー管弦楽団がファンファーレを鳴らした。続いて、音楽祭のテーマであるベートーベンの「エグモント」と「トルコ行進曲」を披露し、待ちわびた観衆を楽しませた。

 県立音楽堂ではオープニングコンサートが開かれ、音楽祭首席指揮者のユベール・スダーンさん(オランダ出身)の指揮で、バイオリニストのアン・アキコ・マイヤースさん(米国出身)とオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)が、ベートーベンの「バイオリン協奏曲」を叙情的に聴かせた。

 県民謡協会のメンバーがOEKと「山中節」を披露したほか、越中八尾おわら保存会がしっとりとした踊りを繰り広げた。

 コンサート前の式典では、実行委員会長で前田家18代当主の前田利祐(としやす)さんが「交響曲の全曲演奏、邦楽とクラシックの共演といった充実のプログラムを用意した。1週間を存分に楽しんでほしい」と述べ、谷本正憲知事、山野之義金沢市長があいさつした。

 全国大会の常連校である熊本県の玉名女子高吹奏楽部や石川県高校選抜吹奏楽団の公演も開かれた。

 音楽祭は5月5日まで金沢市を中心に北陸三県で開催され、無料公演を含む約170公演を開く。

北國新聞社

最終更新:4/30(日) 1:47
北國新聞社