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まだLINEなの? iPhone「メッセージ」を使わずにはいられない魅力

アスキー 5/1(月) 10:00配信

iPhoneプリインストールアプリ「メッセージ」の使い方を紹介。LINEやFacebookのMessengerにはない多彩な機能が魅力的だ。

 2016年9月にiOS 10がリリースされ大幅にアップデートされた「メッセージ」。iOS同士なら無料でやり取りができ、筆者は相手がiPhoneを持っていれば積極的にメッセージを利用する。が……。
 
 メッセージの存在は「LINE」やFacebookの「Messenger」に押され、とても薄いと感じている。
 
 筆者は、メッセージでやりとりしている相手から「初めて使った」「筆者との連絡の専用アプリになってる」「キャリアからの通知を見るだけのアプリ」「LINEでいいじゃん」とよく言われる。
 
 確かにLINEはユーザーが多く、スタンプを使ったコミュニケーションは先陣を切っている。Messengerだって最近では相手とゲームもできるし、Facebookアカウントがあれば利用できるのは魅力的だ。
 
 しかし、メッセージはLINEスタンプよりも自由度の高い「ステッカー」を備え、Messengerと同様にゲームもできる。待ち合わせのときには位置情報を共有でき、テキストには派手なエフェクトをつけて送信も可能だ。
 
 今回は、そんなiPhoneプリインストールアプリ、メッセージの魅力をお伝えしたい。
 
基本の使い方
 iPhone購入時には「電話」「Safari」「ミュージック」と並んでドックに配置されているメッセージ。iPhone四天王アプリの1つと言ってもいいだろう。
 
 メッセージを起動する前に「設定>メッセージ」から「iMessage」がオンになっていることを確認しよう。
 
 メッセージではiOS同士ならやり取りが無料の「iMessage」、送信料はパケット定額の適応外の「SMS」、データ量によって料金が変わる「MMS」の3種類のやり取りができる。
 
 起動すると上の画面が表示される。宛先に電話番号やアドレスを入力すると自動的に相手のOSを判断し、テキストボックス右の矢印に色がつき、矢印が緑色の場合「SMS/MMS」で、青色なら「iMessage」として送信する。
 
 電波状態が悪いときは、相手がiOSでも一時的にMMS/SMSで送信される場合もある。
 
 あとは、テキストボックスに文章を入力して相手とやり取りができる。基本的な使い方は以上だ。次のページからメッセージの機能をお伝えする。
 
テキストにエフェクトを追加して送信を演出しよう
 iOS 10になって追加された機能の1つに演出をつけてテキストを送れる「メッセージエフェクト」がある。
 
 テキストボックスに文章を打ち込んだあとに送信ボタンを長押し、または3D Touchすると「エフェクトをつけて送信」画面に切り替わる。テキストに付与したいエフェクトを選択し送信すると……。
 
 このほか、ドシンッ! と叩きつける「スラム」、小さいテキストから徐々に大きくなる「ジェントル」、テキストを隠す「見えないインク」の全4種類のエフェクトが用意されている。
 
 「驚き」や「喜び」などテキスト情報だけでは送れない微妙なニュアンスを込められるので、LINEやMessengerよりも相手に気持ちを伝えやすい。
 
画面全体にかけるスクリーンエフェクトが豪華
 テキスト送信時につけられるエフェクトは、メッセージエフェクトのほかに「スクリーンエフェクト」がある。
 
 先ほどと同じように送信ボタンを長押しし、画面上部にある「スクリーン」を選択すると、画面全体にかけられるエフェクトを選べる。
 
 カラフルな風船が上昇する「風船」、くす玉を割ったかのように紙が舞う「紙ふぶき」、ハートが膨らんでいく「ハート」、上下に動く光が眩しい「レーザー」、画面いっぱいに打ち上げる「花火」、星空を横切る「流れ星」、光の粒が弾ける「お祝い」の全7種。
 
 スクリーンエフェクトは効果音もついていて、派手に演出できる。相手の誕生日や記念日など、インパクトのあるメッセージを送りたいときにオススメだ。
 
ちょっとした返事に便利な「Tapback」
 
 返信する時間はないけど、メッセージを読んだことだけを伝えるのに便利なのが「Tapback」。
 
 やり方は、吹き出しをダブルタップするだけ。
 
 「ハート」「いいね」「よくないね」「笑」「!!」「?」の中から、相手へ素早くリアクションを送れる。
 
 Tapbackの表示は1つのテキストに1つまでとなっていて、相手もTapbackつけると上にかぶってしまうので注意しよう。
 
メッセージの好きな位置に貼れるステッカー
 メッセージにはLINEのスタンプのように送れる「ステッカー」が存在する。
 
 最初にステッカーをAppStoreからダウンロードしよう。
 
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 まず、左の画像テキストボックス横の赤枠で囲ったAppStoreのアイコンをタップ。すると、右の画像のように画面下部の表示が変わりので、左下のアイコンをタップ。
 
 「Store」「履歴」「ミュージック」「#イメージ」が表示される。その中からStoreをタップ。
 
 するとApp Storeが起動する。ここから好みのステッカーをダウンロードしよう。
 
 ホーム画面に配置されているApp Storeからもダウンロードできるが、メッセージからだとステッカーだけ探せるので好みが見つけやすい。
 
 ダウンロードしたステッカーは一覧表示され、いつでも使用可能に。アイコンを長押しすると並び替え/削除ができる。
 
 ステッカーはLINEのスタンプのように使えるが、違いは好きな位置に貼り付けられること。
 
 やり方は貼り付けたいステッカーを長押しして、吹き出しの近くにドラッグするだけ。
 
 メッセージの好きは場所に何枚でも貼れる。ただし、あんまり貼りすぎると重くなるので注意。
 
 また、ステッカーが文章と被って読めないときはTapbackを送るように、ダブルタップでテキストのみ表示できる。
 
 送られてきたステッカーは、長押しすると「ステッカーの詳細」が見られる。詳細から直接ダウンロードも可能。
 
 また、App Storeからメッセージで使えるサードパーティー製アプリをダウンロードすれば、相手とスケジュールの共有やゲーム、日本では未対応だが送金もできる。
 
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指でなぞって相手に送れるDigital Touch
 App Storeアイコン横のハートを指で触っているアイコンは「Digital Touch」。
 
 タップすると画面下部がDigital Touchに切り替わる。真ん中の黒い四角の部分を指でなぞると絵が描ける。左側の白い円をタップすると線の色が変えられて、その下のカメラのマークは動画を撮りながら直接絵を描ける。
 
 右側をタップすると、どんなジェスチャーでなにが送れるのか説明が表示される。この説明は起動するたびに出てくるので、ジェスチャーを忘れてしまっても再度確認できるので安心だ。
 
 スケッチは自由に文字や絵を描ける。ただし、一画面で描ける量には限界があるようで、描き続けると途中でインクが切れたように色が出なくなるので、注意しよう
 
 説明画面を閉じると、大きな画面でDigital Touchを描けるようになる。
 
 また、メッセージのメイン画面でiPhoneを横向きにすると手書き可能なボードが出現する。線の色は黒で、テキストや絵を好きなだけ描ける。
 
 左上の取り消しをタップすると1つ戻って描き直しもできる。大作を描きたい人にはこちらがおすすめだ。画面下部にはテンプレートも用意されている。Digital Touchとは別の機能なのでジェスチャーは使えない。
 
覚えておくと便利な操作
・メッセージの送受信の時間を表示
 
 自分と相手のメッセージがいつ送信されたかを確認するには右から左にスワイプ。画面右側から送信時間がでてくる。
 
・自分と相手の位置を共有する
 
 右上のインフォメーションマークから自分の現在位置を相手へ送信可能。待ち合わせのときに活躍する機能だ。
 
 「位置情報を共有」するとリアルタイムで自分の位置を送れ、相手も位置共有の許可をすれば画面にお互いリアルタイムで表示される。
 
・相手と共有した画像やファイルを一覧で確認する
 
 インフォメーション内の画面下部には今まで相手とやりとりした画像・動画、添付ファイルの一覧が確認できる。以前に共有したデータを素早く探せる。
 
・送信したメッセージを削除する
 
 吹き出しを長押しして、「その他」を選択すると吹き出しを削除。ただし、自分の画面から削除するだけで相手の画面からは見えてしまうので注意しよう。
 
・ボイスメッセージを送る
 
 テキストボックスになにも入力されていないとき、送信ボタンはマイクのアイコンになっている。長押しするとオーディオメッセージの録音開始。録音が終わったら指を離し相手に送れる。
 
 オーディオメッセージは送信すると、吹き出しの下に「保存」という項目が出現する。保存を押さないと2分で自分の画面からは削除されるが、「設定>メッセージ>オーディオメッセージ>有効期限」から保存期間を選べる。
 
・URLの送信
 
 URLを共有すると、ファビコンが設定されているサイトであれば四角いサイトアイコンが、そうでない場合はウェブサイト全体か画像を検出してサムネイルが表示される。
 
 YouTubeのURLを送ると、動画が埋め込まれる。もちろんメッセージ内で再生可能だ。
 
・グループの設定
 
 新規にメッセージを作成して、複数人の宛先を指定するとグループを作成可能。
 
 インフォメーションマークからグループの名前を変更できたり、通知の停止もできる。連絡先に相手の写真を設定していれば、吹き出しの送信者のアイコンが表示される。
 
 LINEのようにアプリ全体の着せ替えや背景画像の設定など自分好みのカスタマイズはできないが、相手とのコミュニケーション手段としては、LINEやMessengerをしのぐ高機能っぷりである。
 
 iOS 10になって大幅アップデートされたにも関わらず、ユーザーが少ないメッセージだが、相手とのやり取りのしやすさや楽しさは折り紙つき。ぜひこの機会に使ってみよう。
 
文● ラッキー橋本/ASCII

最終更新:5/8(月) 8:07

アスキー