ここから本文です

LIFriends ダメ出しだらけだった「俺たちのララバイ」を途中で嫌いに/インタビュー2

5/1(月) 18:15配信

エキサイトミュージック

 
■LIFriends/New Single『俺たちのララバイ』インタビュー(2/3)

【この記事の関連画像をもっと見る】



当初夏には出したいと思っていて、「サマーハンター」っていうタイトルでした(笑)

──『俺たちのララバイ』は1年3ヵ月ぶりのシングルですが、当初から制作にたっぷり時間をかけようということだったんですか。

SHUNKUN:いやいやいやいや、僕らはすぐ出したかったんですよ。

FUNKY:前作が昨年の1月だったんで、夏には出したいと思っていて。それでまず書いたのが、この曲なんです。だから最初の歌詞は、これとは違って夏っぽい感じだったんですよね。

SHUNKUN:「サマーハンター」っていうタイトルでした(笑)。

FUNKY:その段階で1番のイントロから1サビ終わりまであって。作ろう、作ろうって言いながら後回しにしてたんです。っていうか、実はけっこうもみくちゃにされた曲で。最初から俺らもディレクターも「いいよね、これ」って言ってたんですけど、なんかうまく形にならなくて。作っても作っても全部ダメって言われて。気に入ってる曲ではあるから「よっしゃ、これでいこう! これでどうすか?」っていうデモを出すんだけど、「いや……。でもこの曲自体は、いいと思うんだよ」って。意味わかんねぇってことになって(笑)。だから途中で、嫌いになりました、この曲。

SHUNKUN:作りすぎてわからなくなったんですよね。もう歌詞もメロディーも変えて、すごい模索して同じオケで5~6パターンは余裕で作ったというか。でも全部ダメって言われて。

FUNKY:その間に、頭を冷やしながら別の曲にも取りかかって。そっちはバンバンできるんで(笑)、だからリアルにマジで昨年1年で50曲くらい作ったんです。ただ自分たちでもわかってたんですよね、「『ララバイ』のインパクトってすげぇんだよな」って。だけど、どう形にしたらいいかわかんないっていう自分たちもいて。そのなかでずっと一緒にやりたかったORANGE RANGEをプロデュースしていたシライシ紗トリさんと繋がることができて。俺らも高校の時から尊敬する人だったので、プロデュースしてもらえることになったのがホント嬉しくて。それで、まず自分たちで作ってみたものを聴いてもらったんです。   

──たくさんあるパターンの、どれを聴いてもらったんですか。

FUNKY:その段階での最新のやつを聴いてもらいました。そこでバーッといろいろ言われて、それを参考にしてやってみたものを持って、またシライシさんのスタジオに行って、また話してっていうのを繰り返していくうちに、なんかちょっと見えてきたんですよね。

──通常、曲作りはメロディが先ですか。

SHUNKUN:オケが先ですね。

FUNKY:まずオケを作って、そのあとにオケに合わせる感じでメロディが出来て、最後に歌詞を乗っけるという作り方が多いですね。

SHUNKUN:本当にいいメロディが浮かんできて、それが中心になってオケがワーッとできるパターンもありますけど。

──オケを作るときは何から始まっていくのですか。

FUNKY:いろいろですけど、「ララバイ」の時は最初に俺とMAKOTOで「次のシングルどういうのを作る?」みたいなこと話しながら始めましたね。

MAKOTO:インパクトある感じの音色だったり、リフだったり。

FUNKY:フレーズだったりを考えていって。で、最初に出てきたのが、今も残ってるリフの♪デテ~ン、テ~ンテンテ、テ~ンテンテ、テレテレ~っていうフレーズだったんですけど。「これ、いいじゃん、カッコいいね」つって。そのフレーズにコードをつけてドラムとベースを入れて派手にして、そっから「Aメロどうする? こんなコードにする? Bはこんな感じのコード、サビはこんな感じでどう?」ってまずパソコンでざっと組んでいって、メロディをつけていった感じですね。

──そうして作っていくうちに、いつもは歌詞のテーマも見えてくるわけですか。

FUNKY:そうです、いつもは。

SHUNKUN:ところが今回はトンネルに迷って。出口はどこだ、出口はどこだって。

FUNKY:そしたらシライシさんに「それを歌にしたらいいじゃん」ってポーンと言われて。「迷ってることだったり、この1年間のことだったり、今後どうしていくのかってことだったりを書いたら」って。で、思ったんですよね、そういうのって世の中で働いてる人にも共通するんじゃないかなって。そうやっていろいろ重ねて考えていきました。

──結果論かもしれないですけど、いろいろ迷ったからこそ「自分たちの好きなことって何?」「自分たちらしさって何?」みたいなことを考えることにもなって出てきた歌詞なんでしょうね。

SHUNKUN:結局、迷ってる自分を書くことで自己満足にならず、聞いてくださる皆さんにも共感してもらえる内容になったかなって思いますね。

FUNKY:生きて生活してるなかで当たり前にしてるからこそ見逃していたことに、そこで気づいたんですよね。メジャーデビューして4年、CDを出せることが当たり前だと思ってたなとか。それこそ最初は3ヶ月おきに出してたんですけど、それは当たり前のことじゃないんだなって気づかされたり。みんな実家に住んでるんですけど、レコーディングしたりライブしたりして帰った時にご飯が用意されてることも当たり前じゃないよなとか。そういう、この1年で気づかされたことも歌詞にしたかったんですよね。

──そこに辿り着くまでは本当に大変だったけれど。

SHUNKUN:正直、本当に嫌になっちゃいました(笑)。他の曲ならどんどんできるのに、この曲だけができないんですから。じゃ、お蔵入りに……という気持ちにもなれないし。俺らもそうですけど一緒に作ってるディレクターも、やっぱりこの曲のパワーみたいなのを忘れられなくて。それで気がついたら1年。

FUNKY:でもホントに超考えましたね。俺らがやりたい曲ってなんなんだ……?って。しまいには変な話、上の人がOKしそうな曲を書いてみたり。だけど1年経って「ララバイ」がポンって出てきてくれたので。やっぱり最初に自分たちで「いいじゃん」って思った曲が最終的にリリースされていくんだな、とも思いましたね。

Yahoo!ニュースからのお知らせ