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健康と長寿に必要な5つの気質

5/1(月) 7:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

成功者たちには皆、持って生まれた才能があると思っていないだろうか。 才能のある人は若くして成功し、その後ずっと幸せだ、とよく言われる。 しかしそうでもないことが最新の研究から明らかになった。

50歳以上の男女8000人以上を対象に調査した結果、困難に屈しない強い精神や物事を楽観的に考える性質は、習得できることが明らかになった。

しかもそれらは、我々の健康と幸せにとって重要な要素である。 健康・長寿と楽観主義などの性質の関連性については、既に数十年にわたって研究されており、今回の新しい発見とも共通する点が多い。

慎重さ

アメリカ科学アカデミーに4月に掲載された研究は「慎重さ」と「リスク対処能力」が、他の4つの項目と同様に、健康と幸せに関連があることを示唆した。8000人以上の被験者のうち、慎重であると判定されたのはわずか23%だった。 婚約中の20代半ばのカップル300組を75年にわたって追跡調査した別の研究では、友人から慎重であると思われている男性は、そうでない男性よりも長生きする傾向にあることが判明した。また、男女を問わず慎重だと判断された人は、そうでない人に比べ平均的に長生きであるとの研究結果もある。

楽観的

今回の研究では「人生は希望に満ち溢れていると思う」、「私の将来は明るいと思う」 という2つの質問に対して被験者がどの程度「そう思う」かを問い、楽観的かどうかを判断、約25%の被験者が楽観的であると判定された。研究者はこれまで、社会・経済的地位にかかわらず、楽観主義と健康の関連性を指摘してきた。 最近ドイツで実施された約2500人を対象にした研究でも、所得や教育水準に関係なく、楽観的な物の考え方が健康にプラスに働くということが分かった。

やり抜く力

「やり抜く力がある」と判定された被験者は21%以下で、5つの性質のうち、当てはまる人が最も少なかった。

安定した感情

ストレス下でも平静を保つことができ、困難に直面した際も楽観的でいられる安定した感情の持ち主は、被験者の約30%だった。感情の安定も、長寿などの肯定的な結果に結びつくという。前述の「慎重さ」と「長寿」の関連性を分析した75年間の調査でも、5つの性質の中で長寿と最も関連性が高いのは「女性の場合は安定した感情」だと結論づけた。

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