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毎年生まれる10倍株「テンバガー」 達成する共通点とは?

5/1(月) 6:10配信

マネーの達人

投資家ならだれもが夢見る「テンバガー」。すなわち、10倍株のことです。

ここ数年、テンバガーはコンスタントに出現しています。2015年は20銘柄、2016年も13銘柄がテンバガーとなっています。

テンバガーにおける共通点は一体何なのでしょうか。今号ではテンバガーにフォーカスして話を進めて行きたいと思います。

時価総額は150億円以下がベター

結論から言うと、時価総額は小さい方が良いでしょう。時価総額が1兆円の企業と100億円の企業では、後者の方が需給が軽い。

つまり、前者に比べて買いエネルギーを要しない訳です。時価総額が小さい方が、少しの買い圧力で上昇する傾向にあると言えます。

昨年のテンバガーを見ても同様です。

例えば、ブランジスタの最安値時点の時価総額は約65億円。その後、2,270億円水準まで買われています。

また、ドーンに関しても最安値時点時価総額は11億円。

さくらインターネットに関しても47億円です。

時価総額は大きくてもJIG-SAWの159億円。

アキュセラに関しては時価総額216億円からのテンバガーとなりましたが、2016年はそーせい人気による「バイオ特需」的な側面もあったでしょう。

時価総額は150億円以下がベター。それは過去の経験則からも言えることです。

社長が上位株主、あるいはオーナー企業

テンバガー銘柄を分析すると、株主構成にも特徴があります。

経営者=筆頭株主であるケースが多く、経営の自由度が高い企業がテンバガー越えする傾向にあります。上述したJIG-SAWについても社長が筆頭株主です。

MRTやイグニスも社長が上位株主に食い込みます。また、一族経営の「オーナー企業」であるケースも多く、昨年テンバガーを達成した平田機工はその代表例です。

「旬」の業種に乗る

テンバガーを掴むためには、「旬」の業種に乗ることが得策と言えるでしょう。株価が急上昇すると言うことは、業績も急成長する必要があります。

継続的、かつ短期で業績が急成長する企業は「旬」の業種以外に考えられません。

例えば、ここもと話題のフィンテックやネットゲーム。さらには、ドローンやIoT。上述したさくらインターネットはまさにフィンテックですね。

また、数年前には電子決済関連のGMOペイメントゲートウェイもテンバガーを達成しています。こちらも広義ではフィンテックに含まれます。

JIG-SAWに関してもIoT関連ですね。「旬」の業態がテンバガー銘柄筆頭に位置づけられると言えるのです。

テンバカーを見つけ出すには株価の位置処も重要です。

株価低迷中における、出来高増加は買いシグナルのケースが多い。初動を掴むには安値で丹念に仕込む。これも鉄則ですね。(執筆者:徳田 陽太)

最終更新:5/1(月) 6:10
マネーの達人