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マツダ、正念場。過去最高の販売目指すもコスト増の壁

5/1(月) 8:47配信

ニュースイッチ

SUVで日米の販売反転へ

 マツダは2018年3月期、過去最高となる160万台(前期比2・6%増)のグローバル販売を目指す。新型スポーツ多目的車(SUV)の拡販などで、前期落ち込んだ日米での販売を増加に転じさせる。これにより2年ぶりの増収増益を想定する。

 SUVの新型「CX―5」の拡販や、新型3列シートSUV「CX―8」の発売により、日本で21万3000台(同5・2%増)、北米で45万4000台(同5・9%増)と、2年ぶりの販売増を目指す。

 次世代車の開発が佳境となることから研究開発費は過去最高となるがコスト削減で増益を目指す。国内生産は10年ぶりに100万台を超える見通し。「中計最終年度に向け年5万台の安定的な販売増を目指す」(丸本明副社長)

 17年3月期はグローバル販売台数は155万9000台(同1・6%増)と過去最高だったが、日米での販売減や為替が円高に振れた影響を受けて減収減益だった。

<解説>
 今後数年間は、まさに足場固めの時期である。次世代のスカイアクティブはより技術難易度が高く、コストも高い領域に挑戦が続く。この結果、プレミアム化で正当化されたマツダ製品の上位価格帯シフトが続く。

 昨年から課題の販売店のテコ入れを日米で本格化させているので、為替が急激に変化しなければ、今期の業績予想は必達の数字だろう。あとはトヨタ自動車との提携をどう具体化させるかもはっきりさせなければいけない。