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ドラクエ風案内板があらわれた! えちぜん鉄道・松岡駅、解説も工夫

5/1(月) 18:25配信

福井新聞ONLINE

 えちぜん鉄道「松岡駅」(福井県永平寺町)の案内地図看板がリニューアルされました。
 ホーム側はドラクエの世界観を再現したようなドット絵の地図。
 駅正面側はモザイクアートで九頭竜川の美しい流れが描かれています。

【写真】各見所にはゲーム風の解説も

 このプロジェクトは永平寺町と福井大学の共同研究の一環として行われ、福井大学の学生や社会人学生、産学官連携本部を主たる活動場所とする「ゆるパブリック」のメンバーらが参加しました。
 今回は私、ゆるパブリック理事長・みどりん(永平寺町出身)が、「ゆるパブコラム」を担当します。

 ■必要なものを、必要なだけ

 アイデア出しは去年の5月から数回行われました。コラムを書けるほどには覚えていないのが正直なところですが、確か、竹本拓治先生(福井大学産学官連携本部准教授)が「ドラクエみたいなドット絵の看板はどうやろ?」と提案され、満場一致でデザインを決定したはずです。

 スマホが普及した現在、詳細な地図を駅の看板に書き込む必要はなくなりました。「あっちの方向に○○があるっぽい」と理解した気になれる程度のドットの情報で十分で、それ以上の情報を駅の看板に求める人は少なくなったのではないでしょうか。

 また新看板には、「あなたがレベルUPする街!永平寺町」というキャッチコピーと、ポイントごとのコメントが書き加えられています。街の楽しみ方を伝えるだけでなく、看板そのものに面白さという価値が加わっています。攻めすぎず、守りすぎないバランスが絶妙で、思わず立ち止まって読みたくなる看板になっていると思います。

 ■くだらないことを全力で

 ドラクエをモチーフにすることが決定した段階で、竹本先生は自らRPG風マップデータの版権をもつ会社に訪問し、許可を得られたそうです。駅の看板をドット絵にしたいがためにそこまでする大学准教授、ゆるくないですか?ゆるいというより、むしろ本気すぎて引きますか?でも私は、そういうの大好きです。

 この看板は、役場でつくられていません。学校の教室で、ドラクエの思い出を語りながらつくられました。公共は役場のなかでなく、みんなの生活のなかにあってほしいものです。