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【F1】レースペース改善のヒュルケンベルグ「正しい一歩を踏み出した」/ロシアGP決勝

5/1(月) 17:10配信

motorsport.com 日本版

 ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、ロシアGP決勝を8番グリッドからスタートし、決勝でも8位でフィニッシュした。予選一発のタイムは速くとも、レースペースでは苦戦を強いられていた今季のルノー。しかしここへ来て、前戦バーレーンGPに次ぐ、2戦連続での入賞を果たした。

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「今日の戦略に、とても満足している」

 ヒュルケンベルグはレース後にそう語った。

 ヒュルケンベルグはこのレース、非常に特異な戦略を採った。ウルトラソフトタイヤでスタートし、そのタイヤで52周レースの40周目までを走破したのだ。

「最初のスティントの最後には、タイヤはもうあまり残っていなかった。でも、しようとしていたことを成し遂げることができた」

「僕はスタートでポジションをいくつか失ってしまったんだ。だから、僕らは前を走るドライバーたちがピットインしていく中、最初のセットでできる限り長く走ることにした」

「僕はプッシュし続けた。クルマのパフォーマンスはとても良かったし、コースコンディションも良くなっていった。つまり、僕はどんどん速く走れるようになっていったんだ」

 40周を走り終えたところで唯一のピットインを行ったヒュルケンベルグは、9番手でレースに復帰した。しかし、前を走っていたウイリアムズのフェリペ・マッサが2度目のピットインをしたことで、スタート位置である8位に復帰することができた。

 しかし、レースペースに苦しんでいたルノーが、タイヤを交換せずに全車中最も長い距離を走破し、その上ペースも良かったというのは、驚くべき結果であるとも言える。

「今日のレースペースは、間違いなく満足いくものだった」

 そうヒュルケンベルグは付け加える。

「僕らには、まだまだやらなければいけないことがある。でも僕らは今週末、正しい方向へ一歩踏み出したんだ!」

 ワークス復帰2年目のルノー。しかし、実質的にルノーがマシンを作るのは、今年が最初である。そんな中でも、レースごとに着実に進歩を見せている感がある。中団チームの上位、あるいはルノー製パワーユニットの”カスタマー”チームであるレッドブルの存在を脅かす日も、遠くはないかもしれない。