ここから本文です

追い抜き困難になった2017年F1。その解決策はDRSゾーンの拡大? FIAは「年内の変更はない」としながらも可能性を排除せず

5/1(月) 23:16配信

motorsport.com 日本版

 開幕戦オーストラリアGPの際、FIAは新しいレギュレーションがレースに及ぼす影響を考慮しながら、DRSゾーンを拡大する必要があるかどうかを検討すると発表していた。

【写真】バーレーンでのハミルトンvsボッタス。人為的なオーバーテイク増加には賛否両論あるが・・・

 F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、メルボルンで以下のように話していた。

「テストの中でDRSを完全に評価するのは少し難しい」

「もちろん、我々はいくらか情報を得ている。現時点では、いかなる重要な相違点も承知していない。そういうわけで、最初の2レースが終わってからこの件を評価しようと考えていた」

「それゆえ、数年前に2カ所のDRSゾーンを導入した。つまり、最初のDRSゾーンで前を走るマシンに近づき、次のゾーンで追い抜くことを目標にしたものだ」

「これらは適切に機能してきたと考えているが、いずれにせよここでは判断できないので、最初の2レースが終わった後に判断するつもりだ」

 また今年はマシンのダウンフォースが増加しブレーキングゾーンも短くなったせいで、オーバーテイクが難しくなっている。しかしFIAは、DRSゾーンを拡大する必要はないと考えている。

 FIAの広報担当者は、テクニカルレギュレーションミーティング(TRM)の際にホワイティングがDRSゾーンを変更しないことをチームに伝えたと明かした。

 しかし、FIAはこの状況を定期的に監視し続けていく予定であり、もしオーバーテイクがより困難になっていると考えられた場合は、将来的にDRSゾーンを変更する可能性もまだ残されているという。

 これに関してウイリアムズのテクニカルチーフであるパディ・ロウは、「これについてはTRMで議論した。FIAは現状に満足していると話していた」と語った。

Jonathan Noble