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『ひよっこ』だけじゃない!実は聖地いっぱい 茨城県舞台の映画やドラマをご紹介

5/1(月) 6:50配信

クランクイン!

 「“いばらぎ”じゃなくて、“いばらき”です!」。連続テレビ小説『ひよっこ』で、木村佳乃が放った茨城愛あふれる一言が、大きな感動を呼んだ。主人公・みね子を演じる有村架純も実にかわいらしく、「健気で明るいみね子を育んだ茨城に行ってみたい!」と思う人も多いはず。そこで、意外と多い!茨城が舞台の映画、アニメをご紹介してみたい。

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 前述の一言は、出稼ぎに出た夫(沢村一樹)が東京で行方不明となり、人探しに警察を訪ねた妻・美代子が、“いばらぎ”と連呼する警察官に向かって言ったもの。夫を心配する切なさ、妻としての誇り、茨城県人としての誇りがにじみ出る感動的なシーンとなり、ネット上では多くの茨城県人から「泣ける」と共感と絶賛の声が上がった。

 ドラマの舞台となっているのは、茨城県北西部。稲穂の揺れる風景も美しく、田園や里山が広がる豊かな自然が印象的。1960年代の設定とあって、主人公のみね子は、もんぺやちょうちんブルマ姿で里山を駆け回っている。「だっぺ」「んだね」という方言もキュート。周囲の愛と豊かな大地に育まれたみね子は上京して茨城を離れるが、茨城愛と方言は忘れないでほしいと思っている人も多いことだろう。

 アニメの聖地成功例として、高い評価を受けているのが茨城県大洗町を舞台にした『ガールズ&パンツァー』。戦車を使った武道、“戦車道”が大和撫子のたしなみとされている世界で、戦車道に打ち込む女子高生の姿を描く物語だ。大洗を訪ねてみると、まさに『ガルパン』一色。テレビアニメの初回放送は2012年だというのに、いまだ商店街のお店のそこかしこにキャラクター陣のパネルが置かれ、ファンを待ち構えている。アニメに登場する街並みも楽しめるほか、地元の方々の“ガルパン愛”の本気度に胸打たれる聖地だ。


 同じく大洗町が登場するのが、福田雄一監督による映画『大洗にも星はふるなり』。大洗の海の家に集まった男たちが繰り広げる恋のバトルをコミカルに描く。『勇者ヨシヒコ』でも福田監督とタッグを組むことになる山田孝之が出演しており、そのはっちゃけぶりは必見。マドンナに扮した戸田恵梨香や、安田顕、ムロツヨシ、佐藤二朗など思わず顔がほころぶような豪華メンバーが顔を揃えている。

 またタイトルに地名が入っている映画といえば、茨城県下妻市が舞台の『下妻物語』。嶽本野ばらの同名小説を深田恭子と土屋アンナ主演で映画化した青春コメディ。だだっ広い田んぼだらけの下妻で、全身ヒラヒラ&フリフリのロリータファッションに身を包む桃子を演じた深田は、インパクト大!一方、特攻服姿でヤンキー女子を演じた土屋アンナも強烈。今やすっかり大人の女性となった二人の若かりし姿も楽しみに、今一度見直してみたい1作だ。

 その他、恩田陸の小説を映画化した『夜のピクニック』は、恩田の母校である茨城県立水戸第一高等学校の学校行事「歩行会」をモチーフに描く青春ドラマ。貴志祐介の同名小説をアニメ化した『新世界より』には、なんと1000年後の茨城が登場。物語の主な舞台となる神栖66町は、現在の神栖市に当たる場所。まったく新感覚の茨城体験をできるアニメとしておすすめしたい。ぜひ作品に思いを馳せながら、茨城を訪ねてみてはいかがだろう。