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VSRレギュラー昇格の根本悠生、スーパートロフェオ・ヨーロッパのデビュー戦で連続表彰台

5/1(月) 19:37配信

オートスポーツweb

 ヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)からブランパン・ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパに挑む根本悠生は、4月22~23日にイタリア・モンツァで行われた第1・2戦に出場。2戦とも表彰台を獲得する好成績を残した。

【写真】レース2で3位表彰台を獲得したラファエル・アバーテ/根本悠生組

■根本、予選は大量トラフィックに苦戦
 昨年、VSRからイタリアGTのスーパーGTカップへスポット参戦し、6戦中5勝という成績を残した根本。チームにその腕を買われ、今シーズンはVSRのドライバーに正式起用され、ブラジル・ストックカーレースのチャンピオン、ラファエル・アバーテとペアを組み、スーパートロフェオ・ヨーロッパのプロクラスへ参戦している。

 公式練習では、アバーテの走行中にリヤタイヤがパンクするアクシデントが発生。加えて、クラッチ周りにも問題が発覚したため、根本はニュータイヤでの予選シミュレーションを行えないまま、公式予選に臨むこととなった。

 迎えた予選、根本はアバーテの予選シミュレーションデータを基にアタックを行うが、モンツァはコース幅が狭い上、開幕戦には35台近いマシンがエントリーしていることもあり、コース上は大混雑。

 各セクターでのタイムは上々だったものの、アタックをまとめられず。第1戦は4番手、第2戦は7番手からのスタートとなった。

 予選後に行われたレース1では、根本がスタートドライバーを担当。根本はスタートから追い抜きのチャンスを伺うが、前方を走るベテランの巧みなブロックをなかなか破れない。そのため、根本はタイヤを温存する作戦に切り替え、ポジションをキープしたまま、ステアリングをアバーテに引き継ぐ。

 ピットのタイミングで3番手に浮上したアバーテは、前走車と激しい2位争いを繰り広げたが、オーバーテイクは叶わず3位でチェッカー。しかしレース後、2位を獲得したチームにペナルティが与えられたため、VSRは繰り上がりで2位を獲得した。

■レース2ではオーバーテイク連発。「アグレッシブに追い上げられた」と根本

 翌30日のレース2、VSRはレース1のデータから、マシンセッティングをレース後半に焦点を合わせたものに変更して臨んだ。

 その影響か、スタートドライバーのアバーテは序盤アンダーステアに苦しみながらの走行を強いられ、6番手で根本とドライバー交代する。

 後半スティントを任された根本は、コース復帰後、すぐさま5番手に浮上。その後も1周あたり1秒近くギャップを削って4番手を猛追すると、前の2台が3位争いを演じる隙にオーバーテイク。3番手に浮上した。

 その後は3番手につけるGDLレーシングのジョニー・チェコットJr.にプレッシャーを与え続けてミスを誘うと、その隙を見逃さず1コーナーでオーバーテイク。ピットアウト後、オーバーテイクを連発する快進撃で3位表彰台を獲得した。

「予選では台数の多さに満足なアタックができず、悔しさが残りましたが区間タイムから計算すれば、かなり手ごたえはありました」と根本。

「レース1は、昨年のイタリアGTとは違うレベルの高いバトルに、正直、最初は戸惑いました。すべてが勉強だと思って無茶をせず、チームメイトにバトンを受け渡すことに集中しました」

「結果としては2位となり、満足なデビューを飾ることができました」

「レース2では計4台を抜くことができました。ハイレベルなバトルにも慣れ、最終的には自分もアグレッシブに追い上げることができてよかったです」

「タイヤの使い方、レース中のマシンの変化やバトル時のプレッシャーのかけ方など多くのことを学べた週末となりました。次のシルバーストーンに向けていい準備ができると思います」

「次もまだ見たことも、訪れたこともないサーキットですが、チーム一丸となって優勝できるよう努力します」

 ブランパン・ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの第2ラウンドは5月12~14日、イギリス・シルバーストンで行われる。

[オートスポーツweb ]