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【特集】タダで宿泊できる“フリアコ”とは?

毎日放送 5/1(月) 15:07配信

外国人旅行者を中心に人気の「ゲストハウス」。ベッドだけで相部屋、素泊まり、その分「安くて」「いろんな人と出会える」というのが魅力です。そしていま、ゲストハウスの仕事を手伝えばタダで宿泊できるという「フリアコ」というスタイルが広がっているそうです。「現代版の住み込み」フリアコとはいったいどういうものなのでしょうか?

ゲストハウスは人手不足

大阪市内のある場所で外国人観光客が「たこやき作り」を体験していました。人生「初たこやき」という男性。アツアツを一口で食べてしまい、少し苦しそうです

Q.味はどうですか?
「グッド!ちょっと熱いけど」(フランス人)

実はこの場所、旅行者が泊まれるゲストハウス(大阪ゲストハウス桜)。1年前に元々うなぎ屋だったビルを改装しました。最大で1日54人が宿泊できます。

Q.身長何センチですか?
「190センチ」(フランス人)
Q.(ベッドは)小さくないですか?
「大丈夫ですよ」
Q.寝てもらえますか?
「小さいけどOKです。お金を節約して、なるべく長く日本に滞在したいのでここを選んだのです」

平日1泊2800円という安さで人気を呼び、この1年で約1万人が宿泊しました。

Q.これは?(世界地図を指して)
「海外から来たゲストの方が『この国から来た』とピンを刺してます。(客の)割合は8~9割は外国の方」(ゲストハウス桜 阿野創さん)

インバウンド効果で経営は順調そのもの。しかしお客さんが多すぎてスタッフが足りない、という新たな悩みも出てきました。そこで募集しているのが…。

「アルバイトとは別に“フリアコ”というスタイルも若い人に認知されてきた」(ゲストハウス桜 阿野創さん)

“現代版住み込み”フリアコを体験

フリアコ=フリーアコモデーションとは、宿の仕事を手伝う代わりに宿泊代がタダになる、いわば住み込みのこと。どれほどのお手伝いが必要なのか体験させてもらいました。

仕事は清掃で3~4時間働けば1泊タダに。部屋はもちろん、トイレ、シャワー、階段。たかが掃除と軽く考えていたのですが…

「しんどい…きつい…うわあ!」(辻憲太郎解説委員)
「感謝とおもてなしの気持ちを持って、掃除お願いします」(店員)
「すみません!すみません!」(辻憲太郎解説委員)

“フリアコ”という楽しげな響きとは裏腹に、仕事はかなりハードでした。しかしこんなやりがいも…

Q.どちらから?
「マレーシアです」
Q.ここの部屋はどうですか?
「とってもいいです、快適」
Q.きれいですか?
「とってもきれいです」

清潔さは日本が世界に誇るおもてなしの一つ。そう思えば掃除する手にも力が入ります。

3時間が経って―

Q.いいですか?
「はい、おつかれさまでした」(店員)
Q.いきなりフリアコでお願いしますと来て、こんな感じでお手伝いしても戦力にはなってます?
「はい、なっています」
Q.泊めていただく権利はゲットした?
「ゲットしました」

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最終更新:5/25(木) 15:43

毎日放送