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絢爛豪華な山車巡行 無形文化遺産・高岡御車山祭

5/2(火) 11:33配信

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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録後初となる「高岡御車山(みくるまやま)祭」が1日、高岡市中心部で行われた。雨で恒例の勢揃式(せいぞろいしき)は中止されたが、山町筋などを巡行し、絢爛(けんらん)豪華な山車(やま)7基が歴史都市・高岡を彩った。

 雨が上がった午後3時ごろ、通(とおり)町、御馬出(おんまだし)町、守山町、木舟町、小馬出(こんまだし)町、一番街通、二番町の山車7基が守山町に集合。坂下町の源太夫獅子(げんだいじし)の先導で連なって巡行した。

 土蔵造りの町並みで知られる国重要伝統的建造物群保存地区の山町筋には大勢の観光客が集まり、高岡伝統の金工や漆工を駆使した豪華な山車の装飾に見入っていた。

 高岡御車山保存会の吉田弥一郎会長は「世界に認められ、大勢の方に来ていただけた。保存、継承への決意を新たにした」と話した。石井隆一知事、高橋正樹市長、加賀前田家18代当主の前田利祐(としやす)さん夫妻(東京)らが訪れ、同保存会の理事らを激励した。

 高岡市によると、雨で勢揃式が中止になったのは、巡行も中止した2007年以来。

 御車山祭は、加賀藩初代藩主の前田利家が豊臣秀吉から譲り受けた御所車(ごしょぐるま)を、2代藩主の利長が1609(慶長14)年に高岡を開町した際に、町民に与えたのが始まりとされる。利長を祭る高岡関野神社の春季例大祭に合わせ、毎年5月1日に行われる。

 御車山祭は国重要有形・無形民俗文化財。御車山祭を含む18府県33件の祭りで構成する「山・鉾(ほこ)・屋台行事」として、昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された。