ここから本文です

南こうせつ、ムッシュかまやつさんは「人を愛することを教えてくれた人」

スポーツ報知 5/3(水) 6:10配信

 3月1日に膵臓(すいぞう)がんのため亡くなったミュージシャンのムッシュかまやつ(本名・釜萢弘=かまやつ・ひろし)さん(享年78)の「お別れの会」が2日、都内のホテルで営まれ、約1000人が出席した。堺正章(70)、井上順(70)ら、かまやつさんが所属したグループサウンズ「ザ・スパイダース」のオリジナルメンバーが約20年ぶりに勢ぞろいしたほか、松任谷由実(63)、森山良子(69)らが、次々とゆかりの歌を熱唱。“追悼歌リレー”で、かまやつさんの功績をたたえた。

 夏木マリ「(夫・斉藤ノブと)2人を会わせてくれたのがムッシュです。結婚した時は喜んでくれましたね。とてもチャーミングな方で、私がスキンヘッドにした時、オノ・ヨーコさんと間違えてくれてすごいうれしかった。むこう(天国)に行ったら遊んでもらいたい」

 高見沢俊彦(THE ALFEE)「僕らが全然、芽が出ない頃にかまやつさんがツアーに呼んでくれて、京都でコンサートが終わった後、祇園に連れてってくれた。その日のギャラを全部使ってごちそうしてくれたけど、22歳の頃でありがたみが全然分からなくて。僕らへの接し方は当時も晩年も変わらなかった」

 小室哲哉(音楽プロデューサー)「80年代にロンドンに住んでた時に遊びに来てくれて、一緒に曲を作った。僕もよく猫背と言われるけど、かまやつさんもそうで。分け隔てないのが魅力で、若いとか、男性や女性、ロックだとか全部がウェルカムな方でした」

 木梨憲武(とんねるず)「音楽方面じゃないんですけど、食事や飲む場所で一緒だったりした。うまく、皆さんに声をかけてくださった。ニコニコしながら『どうなのよ~』って」

 南こうせつ(歌手)「かまやつさんを通じて、上の世代も下の世代もいろいろ紹介してもらった。まだ九州から出てきたばかりに出会ったとき、向こうは大スター。でも足を止めて『南さん』と言ってくれた。人を愛することを教えてくれた人」

 森山良子(歌手。かまやつさんのいとこ)「まだ(体調が)悪くなってない時に『おい、もし俺が死んでもべぇべぇ泣くんじゃねえぞ。ヘラヘラしてろよ』と。その言葉も彼の美意識を物語ってると思う。最後の数か月間をムッシュと笑いながら、バカを言い合いながら過ごせて、人生の宝物をもらったような気持ち。ありがとうの気持ちでいっぱいです」

最終更新:5/19(金) 3:46

スポーツ報知