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GW期間中に風向きが大きく変わる? 5月相場の注意点

5/2(火) 16:20配信

投信1

この記事の読みどころ

 ・ 4月の日本株式相場は、終わってみれば久しぶりの乱高下となりました。月中の値幅は1,064円となり、今年に入ってから最大となっています。
 ・ 5月の注目点は、1)米国の金融政策・経済指標、2)決算発表が本格化する企業業績動向の2点です。特に、GW期間中にいくつかの重要イベントがありますので、注意が必要です。
 ・ 相場の方向感が見え難い中、特定のセクターにシフトするのは避けるべきと考えますが、輸出関連セクターに関しては“持たざるリスク”を意識し始めるべきと言えましょう。

先月(2017年4月)の株式相場の振り返り

 今年最大の値幅を記録した乱高下

4月の日本株式市場は、久々の乱高下だったと言えます。月中の値幅(高値と安値の差)は1,064円となり、今年最大でした。昨年(2016年)は今回以上の乱高下が頻繁にありましたが、1,000円を超える値幅は久しぶりです。

日経平均株価は、米国株式市場の下落、北朝鮮問題など国際情勢緊迫、円高の進行などにより、前半は下落基調が続きました。その結果、4月17日には年初来安値となる18,224円を付け、先行きに対して不安が広がったと言えます。しかし、そこから徐々に切り返し始め、最終週には今年初の4連騰(21日~26日、週末を挟む)を含む急反発となりました。

 海外投資家による揺さ振りが起きた可能性も

急反発を牽引したのは、為替相場が円安に振れたことが最大要因とされていますが、海外投資家、とりわけ、短期筋の投資家による仕掛け的な買いが大きかったという見方もあります。また、4月終盤の決算発表本格化を睨んで、海外投資家による揺さ振りの可能性もあります。

いずれにせよ、これだけの乱高下は、海外投資家の売買行動が大きく影響したと見ていいでしょう。

なお、日経平均株価を振り返ると、2017年3月末の株価(終値、18,909円)との比較では、4月末終値(19,196円)は+1.5%上昇となりました。また、4月高値は同+2.0%上昇、4月安値は同▲3.6%下落でした。さらに、2016年12月末との比較では、4月終値は+0.4上昇となっています。

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最終更新:5/2(火) 16:20
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