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長野県のゴルフ場「川上ゴルフ倶楽部」を運営する(株)甲武信が弁護士一任

5/2(火) 15:40配信

東京商工リサーチ

 (株)甲武信(TSR企業コード:292211392、法人番号:5010001043488、南佐久郡川上村大字居倉1733-1、登記上:東京都中央区築地4-3-12、設立昭和62年3月、資本金4000万円、小林徹平社長)は4月28日までに事業を停止し、事後処理を新井哲男弁護士(法律事務所ジェイ、東京都千代田区丸の内2-2-1、専用ダイヤル03-5224-5588)に一任した。法的手続きのための資金がないため、今後は私的整理で処理を予定。
 負債総額は債権者約1200名に対して約60億円(債権者の大半は預託金債権者)。
 
 平成8年8月に「川上ゴルフ倶楽部」(18ホール、7026ヤード、パー72)を開業。プロゴルファーの樋口久子氏が総合監修指導し、標高1543メートルに位置する高原コースを特徴としていた。一時は約2億円の年間売上高を計上していたが、交通の便の悪さやゴルフ人口の減少もあって集客に苦戦し、減収を余儀なくされるなど業績不振が続いていた。
 そうしたなか、20年頃から始まった預託金の返還請求に応じることができず、逼迫した資金繰りを露呈し、25年12月期の売上高は約730万円まで落ち込んだ。29年5月のシーズンオープンに向けて準備を進めていたが、業績回復の見込みが立たないことから、今回の措置となった。

東京商工リサーチ