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新車導入、車両リニューアル推進 井の頭線明大前駅は折り返し運転可能に 京王

5/2(火) 10:40配信

乗りものニュース

9月に新型5000系を導入

 京王電鉄は2017年4月28日(金)、今年度における鉄道事業の設備投資計画を発表しました。投資総額は2016年度より110億円多い293億円です。

【写真】線路上の灰を除去する除灰カート

 新型5000系電車は、まず通常列車として2017年9月に導入。有料座席指定列車としては2018年春から運行が開始される予定です。

 既存車両のリニューアルも継続。2017年度は、京王線の8000系電車3編成(28両)と、井の頭線の1000系電車3編成(15両)を対象に、手すり、つり革の交換や座席端の仕切り板設置などが行われます。

 京王線の7000系電車5編成(50両)と9000系電車8編成(80両)、井の頭線を走る1000系電車3編成(15両)では、ドア上の液晶ディスプレイが2画面化されます。

新線新宿と渋谷でホームドア整備に着手

 井の頭線の下北沢駅(東京都世田谷区)では改良工事が進行中。今年度は小田急線との交差部における橋の架け替えが進められるほか、2018年度のエスカレーターやトイレ整備に向けた準備工事も推進されます。

 ホームドア整備は、2018年度までの使用開始に向け、新線新宿駅と渋谷駅で着手。また並行して、固定柵が京王線の千歳烏山駅(東京都世田谷区)と京王八王子駅(同・八王子市)、井の頭線の明大前駅(同・世田谷区)で整備される予定です。

井の頭線は渡り線を新設

 井の頭線の明大前~永福町間では、上下線をつなぐ渡り線が新設されます。事故などが起きた際、現在は永福町駅で折り返し運転が行われますが、渡り線が新設されると、京王線との乗り換え駅である明大前駅でも折り返し運転ができるようになります。

 京王線の笹塚~仙川間約7.2kmでは、事業主体である東京都、世田谷区、渋谷区、杉並区とともに連続立体交差事業を推進。今年度も昨年度と同様、用地取得や設計業務が進められます。

 このほか、新宿駅での案内サイン統一や高尾線における線路脇斜面の防護工事、火山噴火への備えとして除灰カートの導入なども計画されています。

乗りものニュース編集部