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UACJ、深谷製造所のアルミ一般厚板生産好調。3月は過去最高の4000トン超

5/2(火) 6:02配信

鉄鋼新聞

 UACJ深谷製造所(埼玉県深谷市)は3月、一般厚板の生産量が4千トン超を達成した。液晶・半導体製造装置需要の増加が追い風となり、単月実績としては過去最高実績を記録。LNG輸送船用厚板の需要は一服感を示しているが、一般厚板需要は好調を持続しており、今期も前年並みの月平均3500トン超に匹敵するレベルを維持しそうだ。

 深谷製造所はアルミ厚板や一般薄板の製造工場。特に各種製造装置やLNG輸送船などに利用される5000系、6000系のアルミ厚板製造では国内有数の能力を有している。
 アルミ厚板生産をめぐっては、2月までにLNG輸送船(SPBタンク用)向けが一服感を示したものの、A5052やA5083といった一般厚板の需要が液晶・半導体製造装置メーカー向けに拡大した。こうした中で、LNG輸送船向けの減少を一般厚板が補うかたちで、3月生産量は月4千トンを超える水準まで伸長。年間平均でも前年度比1・5倍となる月3500トンレベルまで増加している。
 需要環境は、各種製造装置の需要が目先もしばらく継続するとの見方が強い。「大型投資をせずとも設備能力自体は、月間5千トンまで造り切ることができる」(唐川英志・深谷製造所長)とし、生産の効率化投資やレイアウト変更などを通じて能力増強を図る。

最終更新:5/2(火) 6:02
鉄鋼新聞